内容説明
本書は「クセモノ」としての地図の楽しさに多方面からアプローチし、読者のみなさんに独自の楽しみを見つけていただくための参考書である。
目次
第1章 地図は今昔を語る
第2章 地図記号を解読する
第3章 机上海外旅行のすすめ
第4章 地図で探る境界線
第5章 秘密の地図・謎の地図
第6章 地図の言葉を読もう
第7章 地図の楽しい活用法
著者等紹介
今尾恵介[イマオケイスケ]
1959年横浜市生まれ。中学生の地理の授業で2万5千分の1地形図に出会い、その精密な機能美に魅されて地図を眺め暮らすまま今日に至る。大学の専攻は独文ながら不勉強。音楽出版社に就職、91年にフリーライター兼フリーハンド地図製作者として独立した。(財)日本地図センター評議員、日本国際地図学会評議員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tsumahiro
1
インターネットが発達する前の時代に地図を見て遠くへの旅を夢見たり、地図をある程度見慣れている人には楽しい内容。地図(国土地理院の地形図)や古地図を見ながら旅行シミュレーションや土地の歴史を楽しむ方法、海外と日本の地図の違いなど、地図好きがより一歩踏み込んで、現代流に言えば沼にハマるガイドブックとしては良いのではないでしょうか。GoogleマップやiPhoneのマップしか普段見ていない人は、本書を読む前に紙の地図(高校で使ったものでも、道路地図でも)を少し眺めて、紙地図に目を慣らしてから読んだ方が良いです。2025/05/10
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