内容説明
野戦・攻城戦・謀略戦。戦国武将の智謀と采配。雌雄を決した大局観と運。守る側が瞬時に攻めに転じ、攻める側が一瞬にして守勢に立たされる。その勝敗を分けたポイントとは。一筋縄ではいかない時代を命がけで生き抜いた武将たちの戦いの作法。
目次
第1章 野戦―勝敗を決めた武将の軍略(河越夜戦―圧倒的不利な状況下で北条氏康が繰り出した頭脳的戦略;厳島の戦い―陶勢を徹底的に叩きのめした毛利元就の非情な戦術;桶狭間の戦い―寡兵で挑んだ織田信長がなぜ勝利を収めることができたのか ほか)
第2章 攻城戦―攻める側の戦略、守る側の戦術(稲葉山城の戦い―難攻不落の城をたった一日で落城させた信長の作戦とは;三木城攻め―病身の竹中重治が秀吉に授けた最後の策;鳥取城包囲戦―城内を干上がらせた秀吉の過酷な兵糧攻め ほか)
第3章 謀略―戦況を左右した外交戦略(信貴山城の戦い―一度ならず二度も信長を裏切った男の言い分;御館の乱―上杉景勝が後継者争いに勝利を収めるために用いた苦肉の策;有岡城の戦い―信長に重用されていた武将の突然の謀反の理由 ほか)
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。静岡大学名誉教授。NHK大河ドラマ「秀吉」「功名が辻」「天地人」「江」の時代考証を担当するなど多方面で活躍
横山光輝[ヨコヤマミツテル]
1934年生まれ。1955年に『音無しの剣』で漫画家としてデビュー。1991年『三国志』で「日本漫画家協会賞優秀賞」を受賞した。歴史のほか時代・SF・少女漫画など幅広いジャンルの作品を手がけ、2004年に69歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トメ
Shinichi Takahashi
naoya
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