内容説明
東京・山谷のドヤ街に立ち上げた在宅型のホスピス「きぼうのいえ」。金なし、コネなし、経験なし。あるのは行き場をなくし、希望を失いかけているひとたちに、人生最後のひかりを見出してほしいという情熱だけ。生きることと看取り、祈りと希望…。庶民が建てた庶民のためのホスピス長屋の無謀な試みが、周囲の人を巻き込み、いつか大きな輪になった。奮闘、ふれあい、気づき。涙と笑いの8年間を生き生きと語る。
目次
プロローグ きぼうのいえを建てた街―山谷
第1章 きぼうのいえの無謀な毎日
第2章 ぼくがきぼうのいえを建てるまで
第3章 とうとうオープン
第4章 看取りのとき
エピローグ 名もなき人が礎となって
新書版刊行にあたって―あれからの「きぼうのいえ」
著者等紹介
山本雅基[ヤマモトマサキ]
1963年生まれ。東京・台東区の「山谷」地区にあるホスピス「きぼうのいえ」施設長。1985年、日航機墜落事故のニュースに接したことをきっかけに聖職者を志し、1995年上智大学神学部を卒業。大学卒業後、「NPO法人ファミリーハウス」の事務局長を務める。2001年、「ホームレスのためにホスピスを建てたい」と考え、看護師の妻とともに活動を開始。妻の貯金を元手に銀行から資金を借り、各地のキリスト教教会や、多数のボランティアの後援を得て、2002年4月、緊急一時保護施設「なかよしハウス」(全11室11床)を開設。2002年10月、在宅ホスピス対応型集合住宅「きぼうのいえ」(全21室21床)を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
なにょう
みやび
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン