新潮新書<br> 江戸っ子と助六

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新潮新書
江戸っ子と助六

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106101786
  • NDC分類 774.2
  • Cコード C0221

内容説明

将軍・大名から無宿人まで、多様な人間が集まった江戸。荒々しい気風の新興都市が成長していく中で、江戸で生まれ育ったことにこだわりを持つ人々が増え、「江戸っ子」の美意識が醸成されていった。意気地や張りが信条の江戸っ子に愛されたのが、歌舞伎の助六だ。黒羽二重に紫鉢巻に剥き身の隈取り、蛇の目傘を手に颯爽とした立ち姿と、粋なせりふ…。助六という芝居の面白さをひもときながら、江戸っ子像に迫る。

目次

第1章 江戸っ子はどこにいる
第2章 『助六』には江戸が詰まっている
第3章 上方の心中物を、江戸の曽我物に
第4章 江戸っ子・助六の誕生
第5章 悪所で花咲く庶民の文化
第6章 江戸っ子の美意識が生んだ助六

著者等紹介

赤坂治績[アカサカチセキ]
1944(昭和19)年山梨県生まれ。演劇評論家・江戸文化研究家。劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立。新聞・雑誌に執筆、テレビ・ラジオへの出演や、文化・教養講座の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーローズ

0
よくやる歌舞伎の演目、助六についていろいろわかって面白い。演目理解にも、江戸理解にも、そして単なる読み物としてもどうぞ。2010/08/31

ひばり

0
観劇のためにと読んだらハマった!二章までで、あらすじや名セリフがわかる。が、最後まで面白く読めた。2010/04/14

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