内容説明
かつて、ここまで平易な英語で書かれた日本史の本があったでしょうか?日本史の専門家である中西先生と小・中学校で子どもたちに英語を教えているグリゴリー先生が強力なタッグを組んで、みなさんに英語の楽しさと日本史の面白さを、ダブルでお届けします。
目次
1 古代―日本の誕生から貴族の世の中(日本列島の誕生;縄文文化 ほか)
2 中世―武士の時代、争乱の時代(武士の成長と地方の反乱;院政 ほか)
3 近世―天下統一と庶民の台頭(鉄砲とキリスト教の伝来;織田信長の台頭 ほか)
4 近代―国際社会の中の日本(ペリー来航;公武合体と尊王攘夷 ほか)
著者等紹介
中西康裕[ナカニシヤスヒロ]
1957年大阪府生まれ。関西学院大学・同大学院を経て、関西学院大学文学部教授。文化歴史学科にて日本古代史を研究。古代国家の成立過程や古代の基本史料六国史の検討、河内の歴史の解明を主に研究している
パットン,グレゴリー[パットン,グレゴリー][Patton,Gregory]
1965年米国ワシントンD.C.生まれ。コロラド大学卒業後来日、英会話学校講師を経て、現在、公立小・中学校外国語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
37
中学レベルの英語力で理解できるという編集方針(3頁)。これは敷居が低くなった。市民に開かれた通訳技術書である。シリーズ化されているので、興味のあるものを選んで購入すればよい。私は通訳案内士の試験を受けているので、かなり重宝している。日本歴史の邦文試験では文化必須ゆえに、そこはインデックスを付けて勉強してきた。試験対策ゆえに、ベック式の頃覚え(学研)で書かれているものも欄外にメモして効果倍増を狙ってきた。2016/06/21
heslkst
5
英語が苦手な私でも読めた。 所々に訳を入れてくれるので、辞書なしでも読める。 知ってる歴史を読むから、多少意味がわからなくても、こんな感じかな?的な感じで読み進めることが出来た。2016/09/28
ハルカ
3
日本語とのギャップに感心する単語がたまにあるけど、英語の勉強にしては偏りがあるかな。あまり一つのところで留まらないでサクサク進んでいくので日本史全体の流れを確認するのには割とよかった。2012/09/16
カコ
3
内容は、たぶん誰でも(中学生以上なら)わかる日本の歴史。英語の勉強にいいかなぁと。2010/03/29
takizawa
3
日本史選択の大学受験生におすすめ。日本史の内容は中学レベル。shogunate(幕府)という言い方に驚いた。2009/02/06