次の「震度7」はどこか!―熊本地震の真相は「熱移送」

電子版価格
¥999
  • 電書あり

次の「震度7」はどこか!―熊本地震の真相は「熱移送」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569831329
  • NDC分類 453.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

熊本地震はなぜ想定外の事態が続くのか。それは、プレート理論では地震予知はできないからである。地震の新常識を大胆に開陳。

角田史雄[ツノダフミオ]
埼玉大学名誉教授

藤和彦[フジカズヒコ]
聞き手

内容説明

プレート・テクトニクス理論を本気で「信仰」しているのは日本人だけ。活断層が動いて直下型地震が起きると思っているのも日本人だけ。地震予知の重大なカギは、「マグマ」にある。地震・火山大国・日本が真に研究すべきは熱移送説。今こそ日本人が知るべき「熱移送説」を、対話形式で平易に解説。

目次

第1章 平成28年熊本地震の真実(熊本地震は本当に「前例のない地震」だったのか;活断層は大地の古傷にすぎない ほか)
第2章 熱移送説とは何か(熱移送説で予言していた四川大地震;深い「根」を持つプレートが動けたか? ほか)
第3章 次の震度7の危険地帯はどこだ(伊豆諸島の熱流と関東地方の「地震の癖」;富士山の噴火は起こらないのか? ほか)
第4章 首都圏直下型地震にどのように備えるか(地震予知体制の抜本的見直しが急務;地震の癖と同時に「揺れ癖」も把握する ほか)

著者等紹介

角田史雄[ツノダフミオ]
1942年群馬県生まれ。1973年に理学博士号取得。1982年埼玉大学教養部教授、1995年埼玉大学工学部教授、2006年埼玉大学理工学研究科教授、2008年埼玉大学名誉教授。埼玉県大規模地震被害想定委員、埼玉県環境科学国際センター研究審査委員などを歴任

藤和彦[フジカズヒコ]
1960年愛知県生まれ。1984年通商産業省(現・経済産業省)入省後、エネルギー及び産業技術政策などの分野に携わる。2003年に内閣官房に出向(内閣情報調査室内閣参事官等)、2011年に公益財団法人世界平和研究所に出向(主任研究員)、2016年4月から独立行政法人経済産業研究所上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tak

4
最近も草津噴火が有って、かなりな信用度落ちた地震や噴火予知。過去に再現性の高いデータがなければまずはわからないのが、現状。諸説も素直に検討して欲しいね。マントルトモグラフィへの異論も有る様だけど、地殻を分析する努力は尽くして欲しいね。2018/02/03

Shingo N

0
プレートが動くと地震が起きるは嘘だった! ちゃんとしたデータを元に、地震の仕組みを解説していたが、図解が少なく難解な部分も散在していた。2018/01/28

Shingo N

0
プレートテクトニクス説では説明できない日本の自身について、完全ではないが、理解出来た。 今年は大きな地震があるのだろうか。著者のデータを調べたくなった。2018/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11115662
  • ご注意事項