出版社内容情報
熱波、洪水や豪雨災害……気候危機対策は待ったなしです。世界が温室効果ガスの削減に力を合わせるべき時、その転換を阻もうとする人々がいる一方、再生可能エネルギー利用が急拡大中。その中から生産手段の民主的社会化の流れも生まれています。各国の経験を調査・研究してきた著者が未来への希望をわかりやすく語ります。
【目次】
内容説明
「地球システム」が壊れる危機をこう防ぐ!
目次
第1章 地球温暖化による「地球システム」破壊の危機
第2章 資本主義の拡大がもたらした地球温暖化・気候危機
第3章 人間社会の「負の転換」危機を避けるには―持続可能な社会への転換のために必要なこと
第4章 世界と各国の再生可能エネルギー普及動向
第5章 市民・地域主導での再生可能エネルギー普及
第6章 市民・地域主導の再生可能エネルギーと生産手段の民主的社会化
第7章 直線型生産から循環型生産への転換の動きと課題
第8章 資源循環型生産への移行と物的生産手段の民主的社会化
第9章 危機防止の生産システム転換がもたらす持続可能な社会
第10章 市民・地域主導で再エネ100%の持続可能な日本へ
著者等紹介
和田武[ワダタケシ]
1941年、和歌山県生まれ。「自然エネルギー市民の会」代表。京都大学大学院工学研究科修了、工学博士(大阪大学)。住友化学工業中央研究所で15年勤務後、大阪経済法科大、愛知大、立命館大で教授を歴任。2009~13年日本環境学会会長、2012~15年経済産業省調達価格等算定委員会委員。2016~24年和歌山大客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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