出版社内容情報
世界最大の魚類ジンベエザメ。メスはイルカなどの哺乳類同様に赤ちゃんを産みます。何と一度に300匹。しかし、赤ちゃんがどのように育つのかなどその生態は分かっていません。それ以外にも謎に満ちたジンベエザメのあれこれを飼育員が教えます。迫力ある写真とイラストで紹介。低学年からの図鑑タイプの写真絵本第五弾!
著者等紹介
松橋利光[マツハシトシミツ]
1969年、神奈川県生まれ。水族館勤務ののち、フリーランスのカメラマンとして活動を始める。とくに子どものころからの遊び相手だった、カエルやヘビは今でも大好きで、気がつけば撮影のメインとなっていた。生き物たちのユニークな表情やしぐさ、生き物それぞれがもつ不思議な生態を追いかけるうちに、両生は虫類のみならず、昆虫や鳥、ほ乳類まで撮影するように
池田菜津美[イケダナツミ]
1984年、埼玉県生まれ。幼稚園に入る前に緑あふれる岡山県に引っ越す。生き物や山登りに関する書籍・雑誌で執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
70
ジンベイザメの飼育員さんの1日が面白かった。毎日24時間交代で見守っているってすごい。1日のご飯は一匹につき、8キロのオキアミ。大きな水槽の掃除やジンベイザメのまわりを泳ぐエイ、コバンザメ、ネコザメなどこの本を読むと水族館に行きたくなる。2024/08/11
縄文会議
6
海遊館でのジンベエザメのくらしに密着。飼育員さんの仕事についてもわかる。一日三回30分ジンベエザメの様子をチェックするらしい。1ヶ月に一回は24時間見るってすごい。2024年刊。小3〜かな?ざっくりよむなら小1でも。2024/09/26
遠い日
5
「飼育員さんもっとおしえて」シリーズ。世界一大きい魚、ジンベエザメ。飼育するのも大きいから大変そう。エサは一日8キロ!体を測ったり、月に一度は24時間の観察チェックがあったり、飼育員さんの生の仕事ぶりが紹介されています。個体によって性格が違うのも、当然と言えば当然ですが興味深かったです。2024/07/29
ひつじ
4
でかい!!大きさ約10~12m以上、こんなでかい魚類が存在することにびっくりするし水の中で遭遇したら大人しいとわかっててもビビると思う ウバザメもそうだけどなんでクソデカい魚に限ってオキアミとかプランクトンとか小さ~~~いものを食べるんだろう あと普段は20℃くらいの海面近くにいるのに、明け方と夕方はよく1000m級の深海に潜っていく(何のためなのかは分かっていない)らしくて不思議 あとジンベエザメは卵胎生らしい 60~80㎝もある稚魚が300匹くらい出てきたっていうからすごい2024/09/02
やま
3
ジンベイザメの飼育員さんのお話し。水族館の仕事、大変そうですが興味深い2025/01/29