内容説明
新装再刊!異常な実態と「教義」を暴く。柿田睦夫氏の書下し解説も収録。
目次
序章
第1章 国際勝共連合=統一協会とは
第2章 金とセックスと反共と―文鮮明の実像
第3章 「文鮮明機関」への判決―アメリカでの活動
第4章 反共謀略活動の「聖化」―日本での活動
第5章 「洗脳」して「戦士」に
第6章 「神とサタン」の反共“教義”
結章
著者等紹介
日隈威徳[ヒグマタケノリ]
1936年鹿児島市生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。同大学院修士課程修了。日本共産党中央委員会宗教委員会責任者。2019年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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二人娘の父
7
安倍元首相銃撃事件を機に、国民的関心時となった旧統一協会。その政治的別動隊として暗躍する「勝共連合」の実像に迫る。本書は1984年、霊感商法や謀略的な選挙妨害を頻発させていた「勝共連合」を告発するために、当時、日本共産党宗教委員会責任者だった著者(故人)によって、出版されたもの。それから38年を経過した現在、書き下ろしの解説を加えて再刊された新装版である。記された内容は、決して「過去」の話ではない。宗教の名を騙り、反民主主義、反人権的な行動への注視を怠らないためにも、多くの方に本書が読まれることを願う。 2022/11/19
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