内容説明
我々はどこへ行くのか―。57曲の歌が誘う“自分を発見する「歌の探検」”に出発しよう!ちいさい秋みつけた、ヨイトマケの唄、北風小僧の寒太郎、風に立つライオンなど57曲。
目次
1 四季の折々に(春から夏へ;秋から冬へ)
2 日本の心(詩情を誘う;伝統の歌)
3 時代とともに(戦火の中で;戦後の復興期に ほか)
4 生きるための闘い(労働、市民運動から;輝いて生きるために ほか)
著者等紹介
伊藤千尋[イトウチヒロ]
1949年、山口県生まれ。71年にキューバでサトウキビ刈り国際ボランティアに参加。73年、東京大学法学部を卒業、「東大ジプシー調査探検隊」隊長として東欧を調査する。74年、朝日新聞社に入社。東京本社外報部などを経て、84~87年サンパウロ支局長。88年『AERA』創刊編集部員を務めた後、91~93年バルセロナ支局長。2001~04年ロサンゼルス支局長。現在はフリーの国際ジャーナリスト。「コスタリカ平和の会」共同代表、「九条の会」世話人も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takao
1
2021年5月15日発行(初版)。「かながわく九条の会」で何回か講演をお願いしたことがある著者。新刊が発行されると聞いて早速求めた(サイン入り)。懐かしい歌の数々が、その成り立ち、作曲家や歌手のエピソードとともに綴られている。「紛争」後の世代だが、うたごえ運動で歌い継がれてきた歌も学生運動の思い出とともに脳裏に浮かぶ。今年亡くなった横井久美子さんの歌の数々(「わが大地のうた」「私の愛した街」など)も懐かしく思い出される。「青い空は」「ぞうれっしゃがやってきた」などこれからも歌い継いで行って欲しい。2021/05/22
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