出版社内容情報
没後25年。こんな時代だからこそ、武満徹を聴こう。
人々に口ずさまれるうた、語られ書き記されたことば、楽器音と現実音が立体的に融合した映画音楽など、多くの側面で輝かしい仕事を残した武満徹の世界に迫り、独自の視点でひとりの天才の人物像を描き出す。
内容説明
没後二五年。人々に口ずさまれるうた、語られ書き記されたことば、楽器音と現実音が立体的に融合した映画音楽など、多くの側面で輝かしい仕事を残した武満徹の世界に迫り、独自の視点でひとりの天才の人物像を描き出す。
目次
1 いざない
2 うた
3 ことば
4 メディア
5 映像・音響
6 作品
7 自然
8 身体
著者等紹介
小沼純一[コヌマジュンイチ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は音楽文化論、音楽・文芸批評。第8回出光音楽賞(学術・研究部門)受賞。創作と批評を横断した活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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いざない: ひびきあう音楽 没後10年・資料をみまわして 武満徹という「いとなみ」 アプローチの複数性 こぼれ、ひろって うた: ソングブック ことば: 空白 期待と憧憬の感情 音・音楽を呼ぶことば ことば・詩・声 断章として メディア: 武満徹を追う資料 映像・音響: 瀧口修造と作曲家 映画音楽へのアプローチ コンサート用作品と映画音楽 アリスに寄りそう音楽 目と手と 作品: ソロとオーケストラによる三つの作品 自然: 自然と照らしあう音 息・多島=海 身体: 『雲のなごり』 イリ・キリアンと武満徹2021/07/09