内容説明
世界一の食料輸入国への警鐘と提案。農薬などによる汚染、検疫体制の空洞化、偽装表示、環境への負荷、自給率低下による危険、食生活の変容―最新のデータ、研究をふまえさまざまな角度から食料輸入について検討。暮らしと環境を守る立場から打開の道を探る。
目次
第1章 輸入食品の安全性―問われる安全軽視の政府の姿勢
第2章 輸入食品の安全性問題と空洞化する検疫体制
第3章 表示面から見た輸入食品―偽装表示とトレーサビリティ
第4章 フード・マイレージ―地球温暖化とエネルギー消費をめぐって
第5章 物質循環から見た輸入食品―閉鎖性水域の富栄養化と輸入食品
第6章 世界一の食料輸入大国日本―なぜ食料自給率は低下したのか
第7章 日本をとりまく世界の食料事情と輸入食料依存の将来
第8章 食生活から見た輸入食品―スローフードかファーストフードか
著者等紹介
小倉正行[オグラマサユキ]
1952年生まれ。日本生協連を経て日本共産党国会議員団事務局へ
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