内容説明
21歳の娘に突然下った末期がんの宣告。「神よ、どうして」という問いに対して、これほど美しい答えがあっただろうか。祈りのブログ、待望の書籍化。
目次
プロローグ
第1章 宣告
第2章 闘病
第3章 最後の三十時間
エピローグ
著者等紹介
中村佐知[ナカムラサチ]
1963年徳島県に生まれ、2歳から21歳までを神奈川と東京で過ごす。国際基督教大学在学中に、交換留学で渡米。その後もアメリカで大学院に進学し、プリンストン大学心理学科博士課程修了。哲学博士。シカゴ郊外在住。科学者の夫との間に三女一男を授かる。キリスト教書翻訳者。近年では霊的同伴(信仰者の日々の生活の振り返り、神とのコミュニケーションの助けとなる面談)の働きにも携わる。単立パークビューキリスト教会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
2
スキルス胃がんと闘う娘さんを、隣に座って見守った母の、あの日までのブログ。 リアルタイムで読んだ記憶が甦ります。 どうあってもそのリアリティを、ご本人たちほどには到底わかり得ない。 それなのにここまで正直に、苦しみも祈りも嘆きも、分かち合ってくださったのだなぁと、改めて敬服します。 それは、神への信仰のストレートさでもあって… 「隣に座って」のタイトルが絶妙です。 そして、隣にいてくれる人が現れるたび、泣けてしまう。 最後の30時間の描写は、ボロ泣き。 なんだか読む僕まで隣に呼んでもらったような読書です。2019/11/11
itom
1
ガンの娘さんとの記録。悲しみと苦しみの中にある希望を感じさせられた。2020/05/10
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