新潮新書<br> “人使い”の極意―乱世を生き抜いた知将の至言

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“人使い”の極意―乱世を生き抜いた知将の至言

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106102943
  • NDC分類 156.4
  • Cコード C0221

内容説明

どのように人材を育成し、どのように部下を使うべきか。良い上司と悪い上司をいかに見抜き、いかに信頼関係を築くか。戦国乱世を生き抜いた武将の遺した言葉には、先の見えない時代を読み解くヒントが随所に隠されている。多胡辰敬、藤堂高虎、黒田官兵衛―。三人の知将の言葉を、文語と現代語を折衷した訳で読みやすくした、時代を超えて読む者の心に訴える名言集。

目次

第1部 多胡辰敬の理(“算用武士道”を語る―『多胡家訓』より;計算のない人生などつまらない―多胡辰敬を読み解く)
第2部 藤堂高虎の労(主従関係を語る―『高山公実録』より;疑り深い主人をどう信じさせるか―藤堂高虎を読み解く)
第3部 黒田官兵衛の潔(家臣・万民を語る―『黒田家譜』より;平和なときこそ武士道が必需―黒田官兵衛を読み解く)
第4部 辰敬・高虎・官兵衛を比較する―今の時代になにが必要か

著者等紹介

小松哲史[コマツテツシ]
1943(昭和18)年東京生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒。埼玉県で中学校教師の後、アメリカ、カナダに渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yasushi I

1
戦国の武将、黒田官兵衛、藤堂高虎、多胡辰敬の家訓、遺訓の中に、現在にも通じるリーダーとしての心得が沢山含まれている。三人に共通しているのは、兵法を語るのではなく家臣や民衆をいかに大事にするかということ。立身出世に奔走するのではなくマネジメントを考えていたところだろう。治世に武を忘れず、乱世に文を捨てざるが最も肝要なるべし。官兵衛の言葉が心に残る。2015/05/07

koike

0
多胡辰敬、藤堂高虎、黒田官兵衛、三人の知将の言葉。さらっと読みやすいけれど、心に響く言葉もたくさん詰まっています。。上司に恵まれず転職を何度もしている私としては、藤堂高虎の事がもっと知りたくなりました。辰敬「ごちそうを一人占めし、飽満する輩は”くそ虫”なり」、高虎「人間として生まれたからには臆病では面目が立たず」、官兵衛「ただただ飢えず寒からず、身を養い、心を楽しむ」2012/06/03

komepei

0
[多胡辰敬] ・花も実もある人生こそ ・春秋があれば夏冬がある ・命は軽く名誉は重く [藤堂高虎] ・自己を律し、自己を貫くのが侍 ・仁義礼智信、ひとつ欠けても、どの道も成就ならず [黒田勘兵衛] ・治世にあってこそ武を忘れるな ・退くを知るもまた兵法の道2011/05/14

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