内容説明
最愛の人の死、文豪たちが描いた死、美術作品の中に佇む死、そして死のイメージ―久世光彦が遺した「死」にまつわるエッセイ91篇と美術家・北川健次の「耽美」な作品で綴るさまざまな貌を見せる「死」のカタチ。
目次
爆弾三勇士
周五郎と夏彦
サヨナラだけが人生だ
不死
ダイイング・メッセージ
また立ちかへる
嘴
影たちの棲む国
月の泣きぼくろ
秋の彼岸の廻り道〔ほか〕
著者等紹介
久世光彦[クゼテルヒコ]
1935年東京生まれ。富山県富山市で少年期を過ごす。東京大学文学部美術史学科卒業後、ラジオ東京(現TBS)に入社。演出家・プロデューサーとして「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー一族」など数多くのテレビドラマを手がけ、1979年退社。のち、カノックスを設立。1992年「女正月」他で芸術選奨文部大臣賞を受賞、2003年「センセイの鞄」が文化庁芸術祭優秀賞作品となる。作家としては、1987年『昭和幻燈館』でデビュー
北川健次[キタガワケンジ]
1952年福井県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。駒井哲郎に銅版画を学び、棟方志功、池田満寿夫の推挽を得て作家活動を開始。1975年、現代日本美術展ブリヂストン美術館賞受賞。1990年、文化庁派遣芸術家在外研修員として渡欧。銅版画とオブジェの分野における第一人者的存在。版画、油彩画、オブジェの他に写真、詩、美術評論も手がける。鋭い詩的感性と卓越した意匠性を駆使した作品は美術の分野において独自の位置を占め、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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