内容説明
ある一隻のロシア船が来航した1771年、一世紀にわたる「幕末史」が始まった。西洋という未知の世界に挑んだ幕末の知識人たちが、近代国家を作り上げるまで―新たな視点で描く、100年の物語。
目次
第1章 ヨーロッパの覇権争いと日本―1771‐1843(海国とは何の謂ぞ;モスコビヤからの使者 ほか)
第2章 アジア侵出との対峙―1844‐1858(琉球の風;遅れてきた列強 ほか)
第3章 国内の相克―1858‐1864(攘夷の嵐;ヨーロッパで見たものは ほか)
第4章 近代日本の出発―1865‐1872(薩摩の目覚め;貿易立国をめざして ほか)
著者等紹介
犬塚孝明[イヌズカタカアキ]
1944年、神奈川県生まれ。鹿児島純心女子大学教授。文学博士。専門は日本政治外交史・日欧交渉史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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