内容説明
ヨーロッパ最高の美姫、苦悩と悲劇の生涯。
目次
第1部 幸運な少女(奔放な少女時代;運命の出会い ほか)
第2部 孤独な皇妃(子供の誕生;旅への逃避 ほか)
第3部 悲劇のヒロイン(義母ゾフィー大公妃の死;仮面舞踏会の夜 ほか)
第4部 エリザベートをめぐる人々(フランツ・ヨーゼフ;ルドルフ ほか)
著者等紹介
森実与子[モリミヨコ]
東京都生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
18
昔から色々な本を読んでいるので、復習のつもりで読みました。綺麗な人だな。2015/08/15
まるりー
18
宝塚歌劇で観たエリザベート、本当のことを知りたくて読みました。オーストリア=カフェ、ザッハトルテ、クラシック音楽・・くらいの認識でしたが、19世紀後期の地理・歴史、夫・息子をはじめ劇中主要でなかった娘や友人・親戚のエピソード、暗殺されるまでの暮らし方など、絵画や写真も掲載され、理解しやすい本だった。100年違うと価値観が全く違う。規則に縛られずに生きることができる今は、本当に”自由”だと思う。逆に、お城を建てプレゼントするような100年前の王族の贅沢な生活も・・・今は、簡単にできることではない、よね?2014/11/25
takakomama
7
オンラインで「エリザベート」の講座を受講したので復習。エリザベートはとても美しく、映画やミュージカルにもなっていて、人気がありますね。2022/09/06
m
6
宝塚の予習に読み始めたら止まらなくなり一気に読了。宝塚版も結構史実に基づいているのね。彼女の最期が病気など他の理由だったら、ここまで世に語り継がれることはなかったのだろう。本当にドラマティックな人生。2018/06/28
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
6
美しく悲しい人生を全うしたオーストリア皇妃エリザベートの生涯を分かりやすく語った一冊でした。ヨーロッパで美人だとよく知られたエリザベートにはこんなに悲しき人生があったのですね。美とさすらいの旅ばかりしていたのは逃げて逃げて自分の自由が欲しかったからでしょう。美しい人は永遠に美しくならないものなのでしょうか。2012/10/04