内容説明
今こそ学べ!未曾有の危機に、ハラキリ・打ち首覚悟で、殿様を救った部下たちの勇気ある諫言・苦言。
目次
第1章 天下人を叱る!1―織田信長へ(織田信長へ、木下藤吉郎より―二十日もかかって石積みもできませんのは、奉行様の人使いが悪いからです;織田信長へ、簗田政綱より―迂回して確実に義元を攻撃できるでしょう ほか)
第2章 天下人を叱る!2―豊臣秀吉へ(豊臣秀吉へ、竹中重治より―他の鵜匠のもとに行こうとは思いませぬ;豊臣秀吉へ、竹中重治より―惜しいことに温和であられず、偏ったところがございます ほか)
第3章 天下人を叱る!3―徳川家康へ(徳川家康へ、鈴木久三郎より―なんと情け知らずの主君に仕えたものよ;徳川家康へ、鳥居忠広より―今日の合戦はすべきではありません ほか)
第4章 大大名の主を叱る!(武田信玄へ、板垣信方より―詩歌にうかれては大将はつとまりませぬ;武田信玄へ、比田武右衛門より―外見のみでは、人の値打ちはわからぬ ほか)
第5章 殿様を叱る!(北条早雲へ、大道寺重時より―主従のけじめは、はっきりといたさねばなりませぬ;大友宗麟へ、立花道雪より―人を弄べば徳を失い、物を弄べば志を失う ほか)
著者等紹介
澤宮優[サワミヤユウ]
1964年、熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部史学科(考古学専攻)卒、早稲田大学第二文学部日本文学専修卒。歴史から文学、映画、スポーツまで幅広く執筆。『巨人軍最強の捕手―伝説のファイター吉原正喜の生涯を追う』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
アン・シャーリーこと寺
lop