新人物文庫
殿様を叱る!―歴史を動かした戦国大名家臣たちの直言集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784404040145
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

内容説明

今こそ学べ!未曾有の危機に、ハラキリ・打ち首覚悟で、殿様を救った部下たちの勇気ある諫言・苦言。

目次

第1章 天下人を叱る!1―織田信長へ(織田信長へ、木下藤吉郎より―二十日もかかって石積みもできませんのは、奉行様の人使いが悪いからです;織田信長へ、簗田政綱より―迂回して確実に義元を攻撃できるでしょう ほか)
第2章 天下人を叱る!2―豊臣秀吉へ(豊臣秀吉へ、竹中重治より―他の鵜匠のもとに行こうとは思いませぬ;豊臣秀吉へ、竹中重治より―惜しいことに温和であられず、偏ったところがございます ほか)
第3章 天下人を叱る!3―徳川家康へ(徳川家康へ、鈴木久三郎より―なんと情け知らずの主君に仕えたものよ;徳川家康へ、鳥居忠広より―今日の合戦はすべきではありません ほか)
第4章 大大名の主を叱る!(武田信玄へ、板垣信方より―詩歌にうかれては大将はつとまりませぬ;武田信玄へ、比田武右衛門より―外見のみでは、人の値打ちはわからぬ ほか)
第5章 殿様を叱る!(北条早雲へ、大道寺重時より―主従のけじめは、はっきりといたさねばなりませぬ;大友宗麟へ、立花道雪より―人を弄べば徳を失い、物を弄べば志を失う ほか)

著者等紹介

澤宮優[サワミヤユウ]
1964年、熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部史学科(考古学専攻)卒、早稲田大学第二文学部日本文学専修卒。歴史から文学、映画、スポーツまで幅広く執筆。『巨人軍最強の捕手―伝説のファイター吉原正喜の生涯を追う』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
自分よりも格上の相手を叱る。それは非常にリスクの大きなことである。たとえ自分が正しかったとしても、相手がその正しさを認めてくれなければ命さえも失いかねない。しかし、自分の仕える相手が有能であればそのリスクを背負うことでより一層信頼を勝ち取れることもある。2016/08/24

アン・シャーリーこと寺

2
単なるゴマスリの言葉や暴言もある(笑)。私の好きな永美ハルオ画伯のイラストが多く入っていて、それが嬉しい本。2011/06/21

lop

0
部下が大名をたしなめた言葉を集めています。この本で武将の関係性がわかります。若干現代のビジネス的な書き方されてますが、これは信頼関係などの関係性があってのことなので、関係を築くまえに言ったら終わります。2014/10/01

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