内容説明
新選組隊士、5百人の中には、さまざまな人生が織りなされていた。悲恋の人。斬殺された人。切腹した人。スパイになった人。不倫の恋。労咳という名の不治の病。天才剣士。近藤勇、土方歳三、沖田総司を軸に、人生のドラマが虹のごとく輝いた。いまここに、時代の波に消えていった人人の悲しい運命を記録しておく。
目次
土方歳三
田村銀之助
新見錦
斎藤一
武田観柳斎
近藤勇
猪野忠敬
河合耆三郎
越後三郎
相馬主計
柴田彦三郎
永倉新八
前野五郎
松原忠司
山南敬助
島田魁
伊東甲子太郎
山崎烝
劇画 せみ時雨は聞こえない
沖田総司
森常吉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりん
4
「勇が死んだ。それも、板橋の馬捨て場で首を刎ねられて…」 勝海舟に必死に近藤さんの助命を頼む土方さんのシーンが切なかったです。 みんな本当にかっこいいなあ。2022/07/09
UMA
0
物語、とあるが執筆者によっては面白い説が読めたりする。山崎烝=篠崎岸三というのはかなり有り得るのでは?田村銀之助や森常吉等マイナーな隊士にもスポットを当てているのが良い。2011/07/17
おかだ
0
有名な隊士から無名隊士まで…それぞれの最期。生き残ったからって幸せとは限らないのがまさに“悲話”なんだなーと思った´`2009/01/18
-
- 和書
- 容疑者Xの献身 文春文庫