情報マイクロシステム―微小振動論

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情報マイクロシステム―微小振動論

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784254230932
  • NDC分類 501.24
  • Cコード C3053

出版社内容情報

微小な振動と五感との密接な関係を明らかにし,振動論の本質をわかりやすく解説。〔内容〕情報マイクロシステムの世界/自然界の微小振動/微小振動を活用した情報家電・精密情報機器/微小振動学の基礎/微小振動子のダイナミクス設計/他

【目次】
1. 情報マイクロシステムの世界
 1.1 人間・自然・人工物
 1.2 情報マイクロシステムの展開
 1.3 腕時計サイズの次世代情報機器
 1.4 マイクロメカトロニクス技術の誕生
 1.5 情報マイクロシステムのダイナミクス
2. 自然界の微小振動
 2.1 森羅万象のリズム
 2.2 生物における微小振動
3. 微小振動を活用した情報家電
 3.1 日時計からクォーツまで
 3.2 振子式の原型ファクシミリ
 3.3 グラハム・ベルの電話機
 3.4 話す機械の発明:エジソンの蓄音機
 3.5 初期の活字インパクト式プリンタ
4. 微小振動を活用した感覚情報機器
 4.1 話す・聞く(音響・振動分野)
 4.2 見る・見せる(視覚表示分野)
 4.3 匂う・判別する(臭覚分野)
 4.4 触れる・知らせる(触覚分野)
5. 微小振動を活用した精密情報機器
 5.1 極微の世界をのぞく(近接場分野)
 5.2 計る・測る(センサ計測分野)
 5.3 動かす・運ぶ(搬送分野)
6. 微小,振動学の基礎
 6.1 振子の微小振動
 6.2 1自由度系の振動解析
 6.3 エネルギー流入による共振現象
 6.4 エネルギー変換による自励振動
7. 微小振動子の振動と減衰
 7.1 弾性振動子の振動方程式
 7.2 片持梁振動子の支持点での振動伝播
8. 微小振動子のダイナミクス設計
 8.1 流体中の微小振動によるエネルギー消費
 8.2 単一振動子のダイナミクス
 8.3 並列微小振動子の共振と連成振動
9. 微小振動の残留による広域・安定位置決め
 9.1 基礎運動曲線入力での残留振動
 9.2 ラプラス変換を用いた粘性摩擦系の解析
 9.3 微小振動の許容による安定位置決め曲線の設計法
10. 摩擦支配下のマイクロメカニズムの微小振動
 10.1 微小摩擦振動系でのスティックスリップ
 10.2 微小振動法による光ファイバ先端位置決め
11. 文  献
12. 索  引

内容説明

本書は東京大学工学部の「振動論」および「情報機器工学」の講義に筆を加えて整理したものである。

目次

第1章 情報マイクロシステムの世界
第2章 自然界の微小振動
第3章 微小振動を活用した情報家電
第4章 微小振動を活用した感覚情報機器
第5章 微小振動を活用した精密情報機器
第6章 微小振動学の基礎
第7章 微小振動子の振動と減衰
第8章 微小振動子のダイナミクス設計
第9章 微小振動の残留による広域・安定位置決め
第10章 摩擦支配下のマイクロメカニズムの微小振動

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