出版社内容情報
【目次】
内容説明
友人たちの信頼を一身に受け、名誉と原則を守る貴族リチャードは、従者デイヴィッドへの想いに揺れていた。一方、主人のためなら犯罪も辞さない忠誠心を持ち、なんでもこなしてしまう有能な従者・デイヴィッドだが、唯一望むリチャードの心は手に入らない。厳しい階級制度と同性愛が禁忌とされた摂政時代の英国で、ふたりが選んだ道は―!?禁断の愛と信念の葛藤を描く歴史ロマンス、「紳士の世界シリーズ」完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
5
シリーズ第3弾はリーダー・リチャード/従者シプリアン。どうにも頭の固いリチャードがシプリアンの気持ちを決めつけて名案だろうと的外れな提案をする、対応ミスしまくりで、妻に逃げられたモラハラ旦那かよと思ってしまった。後半ちゃんと他人の助言を受け入れ、「相手の言い分を聞く」という基本的なコミュニケーションスキルを発揮してからは安心して宿敵マルトラヴァース卿との攻防を楽しめた。しかし売春は恥ではなく同性愛は死刑って本当に極端な時代だよね。2026/02/11
きなこチロル
2
【紳士の世界シリーズ3】シリーズ最終巻。幾度なく仲間たちを救ってきた貴族リチャードと従者ディビット・シプリアン。互いに想い合っていることは明らかなのに、完璧無欠だと思われたリチャードが階級や信条に縛られて身動きが取れなくなっている姿が人間味に溢れている。後半は、秘密の集団の解散危機がありドキドキしたけど、ディヴィットの暗躍が素晴らしい!イギリスではないところでゆっくり愛し合ってね。2組のカップルとの関係やサイレンセスター夫妻の存在も物語に深みを与えていてよかった。アッシュとフランシスの話も読みたかった。2025/12/17




