出版社内容情報
自らの魔力を隠し、ペテンで小金を稼ぎつつ先祖伝来の魔法書と父の仇を探すルカは、白黒の小犬と出会い…?ロードファンタジー開幕!
内容説明
父の仇と先祖伝来の魔術書を探すルカは、旅の途上で白黒の小犬と出逢い…?一人と一匹のロード・ファンタジー!!
著者等紹介
縞田理理[シマダリリ]
「霧の日にはラノンが視える」で第22回ウィングス小説大賞・編集部期待作を受賞後、同誌で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
Piichanの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
37
表紙の絵があまりにも可愛い。ペテン師ルカ?何をおっしゃいますやら、巷の者どもの悪辣なこと、ルカ如き捻り潰されそうです。そんなルカに白足袋を履いた黒い子犬が・・。犬好きな人には癒され~💛なんて言葉が出そう。宗教・魔術・貴族が超絶美形で双子・幼い皇家とルカの関係は?、話す大型犬サーロ。一気に二巻目にいきそうです(^^♪ 2020/08/14
瀧ながれ
23
タイトルの印象は悪いけど、ルカの根っこはとても素直ないい子で、それなのにきれいで隠し事をたくさん持ってる頭脳派の兄妹に捕まって、絡めとられて逃げられなくなっちゃうのが、とてもかわいそうだと思います。ま、いっぺん懲りたほうがいいんじゃないかと、序盤では思ってたんですが…。きれい兄妹の兄のほうと、常に従っている青年のつながりに、なにかあるのかと推理していたら意外な展開で、肩透かしというか、ちょっとびっくり。後半に登場した陛下が愛らしいので、ルカとわんこは彼を守ってください。2015/08/10
しましまこ
21
作家買い。面白かったよー!古代神は悪魔、《力の術》魔法を使う者は火刑に処せられる世界。教会に父を殺され仇を討つことを誓ったルカ、力はあるのに使う術を知らず偽薬を売りながら旅をしている。ある日黒い子犬サーロに出会い…暗そうな話?とんでもない!成り行きで助けちまった貴族が超絶美形で双子の妹まで!二人揃って結構な性悪で厄介なことに。幼い皇帝陛下は愛らしいし、何と言ってもサーロ!子犬は仮の姿(本人談)で本体といったら!なによりルカもサーロもお人(?)良し過ぎて楽しい!陰謀真っ只中、早く続きが読みたい!2015/12/05
しましまこ
12
下巻の前に再読、サーロもふの上いい奴!2016/04/30
かや
10
おもしろかったー!異世界で魔法と陰謀、そして美形にわんこ!そしてそしてイラストが美しい!ペテン師だと自称していてもペテン師になりきれないお人好しなルカが好きだ。元からあった目的の《力》と仇に加え、マテオとステラのカヴァエリエリ双子のことや陛下とのこともどうなっていくのか気になって次巻が待ち遠しい。そしてサーロ!ちいさいのもおおきいのも人型のもみんなもふもふしたい。巻末短編と特典ペーパーのサーロ視点のお話が最高だった。彼の次巻での活躍も大いに期待。2015/11/07
-
- 和書
- パンター戦車写真集