内容説明
本という小宇宙をめくると広がる不思議な世界―316人の作家たちの、奇想天外なエピソード、満載。
目次
アメリカの古本屋は現代文学がお好き
スタインベックもドビュッシーも同時代人
江戸はガーデニング都市だった
中年、山に登る
奇人がいっぱい
川端康成とダンス
原稿紛失事件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
105
川本さんが、週刊誌のサンデー毎日に連載されていたものをまとめたものです。結構未読の本があるので楽しみが増えました。作者や作品についてのちょっとした話が楽しめます。よく本を読まれているとともにさまざまな分野についての情報を持たれていたということなのでしょう。2019/06/12
イカ男
2
この本から本と映画、計15本がリストに追加された。どのページを読んでも著者の博識と眼差しのやさしさを感じる。2012/06/05
こっこ
1
★★★★☆ 本や映画についての「ホンのちょっとの話」。いつもながら川本氏の該博な知識に驚かされる。(古今)東西の映画、本、そしてクラシック音楽。また下町散策、小旅行、乗り鉄。すべて氏自身の趣味興味が高じてのエッセイだから、自分も楽しんでいるのが伝わってくるし、決して押しつけがましくも無い。「遊び心で読んでくれればうれしい」のだ。こちらも「へえ」と言って読んでました。2016/11/05