内容説明
はっぴいえんどとそのファミリー、シュガー・ベイブとその遺伝子、ビートに彩られたシティ・ポップ新世代、そのほかのシティ・ポッパーたちが影響を受けたアーティストや音楽作品を丁寧に解き明かす初の試み。
目次
1 はっぴいえんどとそのファミリー
2 シュガー・ベイブとその遺伝子
3 ビートに彩られたシティ・ポップ新世代
4 そのほかのシティ・ポッパーたち
著者等紹介
木村ユタカ[キムラユタカ]
1965年、東京・世田谷生まれ。大学卒業後、大手レコード店のバイヤー、マネージャー、マーチャンダイザー等を経て、2000年にフリーの音楽ライターに。1960年代のアメリカン・ポップスを軸として、ロック、ソウル、日本のポップスまでを得意ジャンルに、これまで数々の音楽専門誌やCDのライナーなどに原稿を寄せてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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阿部義彦
13
図書館本。2022年、シンコーミュージック。今回はシティ・ポップの名曲とその参照元になったであろう、ルーツミュージックを辿る旅です。はっぴいえんどとそのファミリー、シュガーベイブとその遺伝子、他時代ごとに4章を設けて、曲とそのルーツとなったマスターピースを紹介してます。有名なのでははっぴいえんど『夏なんです』➞モビーグレイプ『He』 大貫妙子『都会』➞マービン・ゲイ『What's Going On』ユーミン『ランドリーゲートの思い出』➞ボブ・ジェイムス『We are all alone 』等です。2023/02/09
O-chami
3
「ナイアガラに愛をこめて~大瀧詠一ルーツ探訪の旅」に続く第2弾。はっぴいえんどファミリー~ユーミン~山下達郎~竹内まりや~佐野元春~大沢誉志幸etc.の作品のルーツと目される幾多のレコード・ジャケットを含め、フル・カラーで掲載。丁寧に丹念に解説されていて、読んで眺めて愉しい一冊。BGMは荒井由実時代の名曲とオマージュを捧げられたPROCOL HARUMのメドレーで「ひこうき雲」~「A Whiter Shade Of Pale~青い影」~「翳りゆく部屋」~「Pilgrim's Progress~巡礼者の道」2024/01/24
Jimmy
2
シティポップの元ネタ紹介の本だが、どっちかって言うと日本も洋楽ルーツも名曲紹介として使った方が良いかと。しかしやたら伊藤銀次と杉真理、村田和人の曲が多いのは、彼らが割とあからさまにある洋楽曲の影響下で作った曲が多い、ってことか?2022/10/11
Daisuk
1
松任谷由美、山下達郎、大沢誉志幸の曲のヒントになったものが出てて聴きたくなる。 今はYouTubeで気軽に聴けるから便利だなあ。 学生時代はレンタルショップで一生懸命探してたのが懐かしい。2022/07/30
ルミー
0
シティポップの元ネタ紹介本。筆者の知識の深さに驚く。全部聞いたわけではないが、強引すぎやろというのもあった。2024/10/31