生きているジャズ史

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784401617128
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

1950年代中頃、ミュージック・ライフ誌に連載され、その後1冊にまとめられた名著が、装丁も新たに復活。発売当時「鋭い視点でジャズをとらえ、わかりやすく歴史をつづった名著」と絶賛され、それぞれの時代の視点からアップ・トゥ・デイトなジャズを語り続けた本書は、まさに「生きているジャズ史」である。ジャズの魅力を、これほどまでに粋な語り口で解説した本は類を見ない。ジャズ初心者も、名うてのマニアも、まずはこれからジャズを読もう。

目次

ジャズ史の背景
初期のニグロ・ジャズメンたち
ルイ・“サッチモ”・アームストロングを分析する
エメット・ハーディという男
ジャズにおける人種的偏見
レコードをききながらの妄想
ジャズ・ヴォーカルの変遷と鑑賞
ジャズにおける模倣の問題
ブギー・ウギー物語
ジーン・クルーパ物語―シカゴ・ジャズの一断面〔ほか〕

著者等紹介

油井正一[ユイショウイチ]
大正7(1918)年8月15日、横浜市に生まれる。大正13年、神戸市に移住し、神戸市立神戸尋常小学校、兵庫県立第三神戸中学校を経て、昭和16年3月に慶応義塾大学法学部政治学科を卒業。昭和11年頃よりジャズに興味をもち、レコード蒐集と研究を始め、造和14年より『ヴァラエティ』(のち『ダンスと音楽』と改称)にジャズ評論の寄稿を開始する。昭和27年より『ミュージック・ライフ』に寄稿(昭和27年11月号~12月号に「ジャズの背景」、昭和29年9月号~昭和31年11月号に「生きているジャズ史」を連載)。昭和30年4月、神戸より上京、以後ジャズ評論界の草分けにして第一人者として活躍する。平成8年、勲四等瑞宝章。平成10(1998)年6月8日、脳こうそくのため東京都目黒区の国立病院東京医療センターで死去、79歳
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