内容説明
クマのペピーノと人間のペピーノ。ぼくはどちらのペピーノでいればいいのだろう。サーカスをとびだしたペピーノは丘の家でクロクマと出会います。ペピーノはクマのかっこうをして、人間であることがばれないようにクロクマとくらします。春をむかえた丘でクロクマとすごす日々は、いつしかペピーノにとってかけがえのないものになっていきます。オランダで人気の児童作家リンデルト・クロムハウトとユーモラスなイラストを描くヤン・ユッテが贈る心あたたまるおはなし。1990年「銀の石筆賞」受賞作。
著者等紹介
クロムハウト,リンデルト[クロムハウト,リンデルト][Kromhout,Rindert]
1958年生まれ。教師、図書館勤務、書店員、人形劇の仕事をした後、子どもの本の作家としてデビュー。子どもの本の評論、ラジオ劇の台本なども手がけている。1990年には『ペピーノ』で銀の石筆賞を受賞。独特のユーモアで子どもたちに大変人気があり、『やい手をあげろ!』をはじめ、「オランダ子ども審査団」の賞を何度も受けている
ユッテ,ヤン[ユッテ,ヤン][Jutte,Jan]
1954年生まれ。アルネムの造形芸術アカデミーに学ぶ。中学校で絵画を教えながら、イラストレーターとして活躍している。1983年から今日まで手がけた児童書は70冊以上。1994年クロムハウトが文章を書いた絵物語『ロイ・ライ・エンゾ』で金の画筆賞を受賞
野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年生まれ。オランダ語、英語を中心に子どもの本の翻訳を手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひらちゃん
ヒラP@ehon.gohon
ベル@bell-zou
riviere(りびえーる)
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