出版社内容情報
1600年のウィリアム・アダムズの渡来から鎖国,開国と維新,日英同盟を経て,満州事変直前の1931年までの時期を対象として,政治・外交の史的展開過程を跡付ける.長期的視野に基づいて新しい史実を掘り起こし,相互理解のための新たな歴史像の形成を試みる.
内容説明
本巻は、英語版と日本語版双方で公刊される日英交流史シリーズの第一巻であり、日英関係の発端から1920年代までの政治外交史を扱った論文を収録している。
目次
第1章 1600年から
1858年の英日関係
第2章 初期日英関係の一側面
第3章 幕末開国と明治維新期の日英関係
第4章 衝突から協調へ―日本領海における英国海軍の測量活動(1845‐1882年)
第5章 不平等条約の時代―1858‐1899年の日英関係
第6章 不平等条約から同盟へ―1867‐1902年の日英関係
第7章 相互の便宜による帝国主義国の結婚―1902‐1922年の日英関係
第8章 20世紀史の開幕と日英同盟―1895‐1923年の日英関係
第9章 同盟のこだま―1920‐1931年の日英関係
第10章 1920年代中国における日英「協調」
第11章 日英宮廷交流史の一面―その政治的性格と非政治的性格
感想・レビュー
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