内容説明
相次ぐ著名ミュージシャンの死と、“愛と平和”幻想の崩壊…。６０年代後半に起こった嵐を受けて、７０年代ロックは何を生み出したのか。次々と湧き上がる新しい音楽の登場を、天辰保文が書き下ろす。
目次
１章 シンガー・ソングライター・ブーム
２章 カントリー・ロック
３章 サザン・ロック
４章 ハード・ロックとプログレッシヴ・ロック
５章 グラム・ロック
６章 ６０年代ミュージシャンの復活、及び再編成
７章 ７０年代のローリング・ストーンズ
８章 ７０年代のブラック・ミュージック
９章 新しいハード・ロック・グループ
１０章 ウエスト・コースト・サウンド
１１章 ロックンロール・リバイバルとスプリングスティーン
１２章 エルトン・ジョンとバーニー・トゥーピン
１３章 クロスオーヴァー現象
１４章 ザ・バンドとラスト・ワルツ
１５章 レコード産業の飛躍
１６章 ニューオリンズとジャマイカ
１７章 フェミニズム運動と女性シンガー
１８章 ディスコ・サウンドとダンス・ミュージック
１９章 パブ・ロックとパンク・ロック
２０章 １９８０年１２月８日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
0
20000730読了図書館借
サトル
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ロックの歴史ビートルズの時代に続いてスーパーバンドの登場、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングから７０年代のプログレッシヴ・ロックやグラム・ロックを駆け抜け、セックス・ピストルズのパンク・ロックまで総覧している。しかし内容は残念ながら通り一遍な散発的なもので読み応えに欠けるものだった。今さら聞けないピンク・フロイドやデヴィッド・ボウイ、アース・ウィンド＆ファイアーなど興味を引き立てるように解説してほしかったが、それほど群雄割拠入り乱れていた時代だったのか。巻末のベストアルバム100選がありがたい。2022/03/22
