出版社内容情報
韓国女性研究者による芥川論。「河童」以下五つの作品を芥川の遺書とし、芥川の魂の記録に鋭いメスを入れた、ユニークな労作。
内容説明
「河童」以下五つの作品を芥川の遺書とするユニークな視点!芥川の魂の記録に鋭いメスを入れた労作。
目次
1 第一の遺書「河童」
2 第二の遺書「歯車」
3 第三の遺書「或阿呆の一生」
4 第四の遺書「西方の人」
5 第五の遺書「続西方の人」
6 芥川龍之介の「遺書」
付録 韓国における芥川研究の動向と展望
著者等紹介
〓紗玉[チョサオク]
1955年3月、韓国慶尚南道山清の生まれ。韓国外国語大学大学院(日本文学専攻)、ソウルメソジスト神学大学大学院修了。1989‐1994年日本留学、二松学舎大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。現在、仁川大学助教授、ソウルメソジスト神学大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 芭蕉連句集 岩波文庫