省みることの哲学―ジャン・ナベール研究

個数:

省みることの哲学―ジャン・ナベール研究

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887137837
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C3010

内容説明

哲学における議論は生活の現実に即応しているか、またそこで得られた知識はいかにして生活を変容しうるか―こうした具体的生から立ち上がってくる問題を常に意識しつつ、自由と選択、反省と陶冶、感情と義務等、自己と倫理という中心課題をめぐって独自の考察を進めたナベールについての初の包括的研究。サルトルやレヴィナス登場以前の20世紀フランス倫理学というわが国では未開拓の研究領域に挑んだ、貴重なモノグラフ。

目次

ジャン・ナベールの生涯と思想
第1部 自由の内的経験(自由意志の感情;自由の内的経験のプロセス)
第2部 反省による自己の創造(反省とはいかなる営みか;自由への信の形成―反省の効果(1)
行為の理由の変化―反省の効果(2)
道徳的人格の陶治―反省の効果(3))
第3部 感情と倫理(制度としての義務;道徳性と関わる感情;他者との交流)
結論

著者等紹介

越門勝彦[コエモンカツヒコ]
1973年奈良県に生まれる。2006年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)学位取得。現在、神奈川大学、成城大学、立教大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いとう・しんご singoito2

1
人格と自己同一性は滑ったり転んだりの繰り返し・試行錯誤の反省を積み上げることで創り上げられ、その原動力は根源的肯定 affirmation originaireにある等々、ナベールの哲学の魅力を丁寧に紹介している。試行錯誤が深層学習の基本的な仕組みであることや、反省を再帰性と受け止めるとU.ベックの「第2の近代」にも通ずるなど、ナベールの先見性にも驚かされる。越門さんのs’appropriation(我有化)とappropriation(換骨奪胎)のご努力に拍手!  2021/03/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1879973
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品