月のない夜に

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月のない夜に

  • 岸田 るり子【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 祥伝社(2015/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396634834
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

東京で暮らす月光のもとへ、故郷の京都に残した双子の妹・冬花が殺人罪で逮捕されたという連絡が入った。被害者は冬花の高校時代の同級生・川井喜代。妹がなぜあの女を?二十年前、冬花を弄んだ喜代が許せず二人を引き離したはずだったのに。帰省した月光は、冬花に思いを寄せる男・杉田とともに真相解明に乗り出す。だが、浮かび上がるのは成功者となった喜代の疑惑と悪行、そして孤独な人々を引きずり込む黒い罠だった―。

著者等紹介

岸田るり子[キシダルリコ]
京都府の生まれ。パリ第七大学理学部卒。2004年『密室の鎮魂歌』で第14回鮎川哲也賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itoko♪

74
岸田るり子さん初読み。二卵性双生児の月光(つきみ)と冬花。ある日、冬花が同級生の喜代を殺害した容疑者に。果たして犯人は誰なのか?ミステリーらしいストーリー展開で、月光と共に真相を追いかけ、あの人もあの人も怪しく見え…。真相や真犯人はありきたりではなくて良かったけれども、帯や表紙から受けた印象とは違った方向からやって来て、想定外だった。2016/01/28

momi

53
まるで火曜サスペンスね…!あの女は人の心を操り、そして自分の駒にして人を思い通りに動かす…。あの女に狙われると取り込まれてしまう…。なんて邪悪で冷酷な女なの…喜代って!!ある日双子の妹「冬花」が同級生だった「喜代」殺しで、逮捕されてしまった。妹とを助けるため姉は、妹に思いを寄せる杉田と真相解明に乗り出す。高校時代、喜代に人生をメチャメチャにされたミカの存在…疑いだすと皆んな犯人に思えてくるのだけど…最後、黒幕に…鳶に油揚げをさらわれたような、そんな気持ちになりました。あとは面白かったです!一気読み〜♪2016/02/06

風眠

48
上には上がいる。どんなに上手くいっている時でも、上には上がいるものだ。それは犯罪でも、犯罪ではない事でも、上手くいっている時ほど万能感に浮かされ、周りが見えなくなるものだ。だからこそ過信してはいけないのだと思う。人の弱みに付け込み、利用し尽くした悪女は、フェイクに躍らされ、騙し取った財産も命も取られた。自業自得だ。心を持たない天才サイコパスは、幼い頃から計算し尽くし、自分を閉ざして冷静に「その時」を待ち、遂行した。障害に対する誤解を招く恐れがある人物設定と、双子設定にする必要が感じられなかったのが残念。2016/06/01

えりこんぐ

48
正反対の双子、月光と冬花のストーリーかと思いきや、全てを利用し尽くすこわ〜い女・喜代の話がメインだった。やっぱり人に依存しすぎてはいけないね。周りを疑ってかかるのは寂しいことだけど、自分の考えは常に持っていなくては。面白かったか?の前にこんな感想を持つ作品。ぞっとする最後に、雪子の逞しさが希望をくれた。2016/02/11

みい坊

42
川井喜代みたいな強引に相手を操る人も嫌だけれども、引き込まれて操られる人もとても苦手。それだけに読んでいて辛くなってしまった。弱い妹 冬花。妹を守ることを母から託された月光。冬花が、喜代に取り込まれてやがて喜代を殺したと伝えられた月光は妹の無罪を信じて奔走する。真犯人は何となく想像できた。救いに感じたのは冬花が、自分の人生を着実に歩んでいたこと。未来の有る結末が嬉しかった。2018/04/11

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