京都大学人気講義 サイエンスの発想法

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京都大学人気講義 サイエンスの発想法

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614911
  • NDC分類 464
  • Cコード C0040

出版社内容情報

サイエンス的発想法は化学式を知らなくても学べる

本書は京都大学上杉志成(もとなり)教授による「生命の化学」の講義の一部を抜粋して書籍化したものです。
この講義では生物学と化学の両方を題材にして、「アイデアを出す力」を養います。
先人科学者たちの例にヒントを得ながら、いろいろな方向からモノを見て、自分でいろいろなアイデアを考えてみる練習をしましょう。
その体験の中から「科学」とは何か、ノーベル賞級の発明・発見はいかに生まれるのか、といったわくわくするサイエンスの世界が見えてきます。
なお本書の元になった講義が、ハーバードやMITによって設立された国際オンライン教育機関「edX(エデックス)」によるネット配信で、2014年4月から開始されました。
これは日本の大学から初めて参加する講義になります。
世界に配信される日本最高の化学の授業をやさしく読める一冊です。

本書の内容から
・化合物の研究は「メルモちゃんのキャンディー」を考えること
・私たちがエッチなのは遺伝子のせい
・化合物にもある「LOVE」と「LIKE」
・から揚げを作るようにDNAを作る
・20世紀最大のアイデアPCRとは
・目的を逆にして生まれた「組み合わせ化学」
・「タミフル」は「リレンザ」の模倣薬だった

【著者紹介】
京都大学教授。1967年、大阪府生まれ。1990年、京都大学薬学部卒業。京都大学化学研究所で博士号取得後、1995年から1998年まで米国ハーバード大学化学部博士研究員。米国ベイラー医科大学生化学・分子生物学部助教授、同校准教授を経て、2005年、京都大学化学研究所教授に着任。2007年10月より京都大学物質―細胞統合システム拠点教授を兼務。2013年1月より同拠点副拠点長兼務、現在に至る。一般書の執筆は本書が初となる。

内容説明

生物学と化学の両方を題材にして、アイデアを出す力を養う。京都大学理科系1・2回生向きの全学共通講義の抜粋。講義内容の中から、学生に好評だった部分を集約している。「講義内容をもとにして研究のアイデアを提案しなさい」という学生への宿題を紹介し、講評した。

目次

第1講 「嫌いなもの」でアイデアをつかもう!
第2講 サイエンス力をつけよう!
第3講 遺伝子の構造を書く
第4講 遺伝子を作る
第5講 タンパク質を作る
第6講 いろいろな物質を作るアイデア
第7講 甘いものと脂肪とアイデア
第8講 癌とウイルスを抑えるアイデア

著者等紹介

上杉志成[ウエスギモトナリ]
1967年大阪府生まれ。1990年京都大学薬学部卒業。京都大学科学研究所で博士号取得後、1995年から1998年まで米国ハーバード大学化学部博士研究員。米国ベイラー医科大学生化学・分子生物学部助教授、同校准教授を経て、2005年京都大学化学研究所教授に着任。2007年10月より京都大学物質‐細胞統合システム拠点教授を兼務。2013年1月より同拠点副拠点長兼務。一般書の執筆は『京都大学人気講義 サイエンスの発想法』が初となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

einstein

24
『サイエンスの発想法』読了。大学で習っている内容が扱われていたので本の内容が理解できたが、一般的な人には分かりづらいのではないか、と感じた。実際に京大で講義している内容を再現しようとしてくれてたはいいが、そのせいで本の中での話の流れに違和感を感じる部分があったように思う。内容自体にはとても共感を覚えた。特にアイデア発想の定石、SCAMPER法は実際に考えるときに使っていきたい。2015/10/07

aiken

15
2014年の本。京大の人気講座らしい。サイエンス視点でのアイデアの出し方の手ほどきをしてくれる。参考になった。アイデア発想の定石「SCAMPER」をベースに生物化学のノーベル賞級の研究者の発想方法を紹介。正直知らなかった。その他にも、「韻を踏む」「音階を踏む」「手段と目的をひっくり返す」「執着を捨てる」「AKBをマネる」など、まったく異なる視点からのアイデアだしのアプローチはさすが京大の変人魂だ。コロナが収束したら万障繰り合わせ、韻を踏む「チャーミングチャーハン」を食べなければならないと固く決意した。2021/06/20

テイネハイランド

11
図書館本。京都大学での実際の講義(化学・生物学)を元に執筆された著作です。「自分が学生の時に受けたかった講義を目指した」と著者が自負するだけあって、単なる過去の知見の解説ではなく、「どのように考えたら学問の道でインパクトのある成果を出せるか?」ということを念頭において、ノーベル賞をとるような先達の成果を学生に示したり、学生たちにアイデアを発表させる講義になっています。"つかみ"の雑談箇所ですべり気味だったり、専門的な成果についての説明がわかりにくかったりと欠点はありますが、一読の価値は高い本と感じました。2018/12/23

えも

10
生化学の教授による京大「白熱講義」の書籍化▼確か大学時代の教養部の先生も「生化学は暗記する学問ではない!」って言っていたなあ。そのわりに暗記させられたけど▼大学の1・2回生に必要なものは知識ではなく考え方だ、という主張は納得。知識なんて興味があれば自然と身に付くよね▼この講義、受けたみたかったけど、毎回出される宿題がハードで大変(笑)2021/02/03

Uzundk

10
科学力ではなくサイエンス力と言う視点を強調されていた。サイエンスは技術や独創や情熱というものを含むが"説得力"を忘れてはならないと語る。なるほど、科学のない時代は権力や宗教の権威と後は個人的な信頼ぐらいでしか語る術を持たなかったのに、再現性のある証拠によって時も言語も越えて伝えられる、説得できるのは確かにすごいことだ。誰かが引き継いでいるから発展しているのだと考えると、伝えることの大切さを一層感じる。もう一つの活学、体験を伴う学習という概念と合わせて大切にしたい。2016/02/01

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