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新・陰翳礼讃―美しい「あかり」を求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396613129
  • NDC分類 528.4
  • Cコード C0095

内容説明

東京タワー、レインボーブリッジ、白川郷…。国内外のさまざまな照明プロジェクトにかかわる中で見出した、日本人が培ってきた「ほのあかり」の可能性とは?世界的照明デザイナーによる伝統の再発見。

目次

第1章 和のあかり、再発見
第2章 光の国・北欧とドイツ、そしてアメリカで学んだこと
第3章 日本のあかり文化―一九八〇年代からの移り変わり
第4章 暮らしの中のあかり
第5章 まちの建物の照明を見直す
第6章 日本の景観照明の可能性―まちを美しくするために
第7章 美しい陰翳の中で過ごすとき

著者等紹介

石井幹子[イシイモトコ]
照明デザイナー。東京生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。フィンランド、ドイツの照明設計事務所勤務後、1968年石井幹子デザイン事務所を設立。日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、中近東、東南アジア各地と国際的に活躍する照明デザインの第一人者。東京タワー、東京駅、東京港レインボーブリッジ、横浜ベイブリッジ、明石海峡大橋、函館市や長崎市の景観照明、白川郷合掌集落、倉敷美観地区、浅草寺ほか、愛・地球博や洞爺湖サミットなどの照明計画、能やオペラなどの舞台照明にも携わり、都市照明からライトオブジェ、光のパフォーマンスまでと幅広い光の領域を開拓する。2000年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウティ

6
女性のお仕事本が読みたくて。照明デザイナーの、これはエッセイかな。ベイブリッジのことだけは知っていたのだが、東京タワー、東京駅、白川郷…ともの凄い数のランドマークの照明に携わっておられて驚いた。世界中飛び回っているし、その恐ろしいほどの推進力は一体どこから来るんだ。屋外のプロジェクトの他にも、こども病院の屋内の照明や、日本家屋の障子を通る光や、家庭の灯りのことも書いてある。頭痛持ちだから、プロに部屋の明るさのアドバイスとかしてもらえたら嬉しいよなあ。2023/12/01

スエ

2
さりげないからこそ美しい、普段は気づかない光の魔力にただただ溜め息の連続でした。いかに影の中で光を引き立たせるか、光によって影の魅力を深めるか、これはもう本の写真だけじゃなく実際に作品を見に行きたい、と思いました。2009/06/12

ginkan2

1
現代は明るすぎ。人間の目は暗い階調の方が敏感に違いを感じるそうです。新・陰翳礼賛。 照明デザインの先駆者として国際的に活躍しつつ、日本文化を深く見つめていらっしゃっており、感銘。 こんなに多くの作品が石井さんの作品とは知りませんでした。石井さんの来歴も興味深く拝読しました。バイタリティーを感じますが、それが暑苦しくなくスマートでカッコ良いです。日本語、文章も素敵でした。2020/05/27

takao

1
☆東京芸大出身の照明デザイナー。ほのあかりは美しい。 2019/11/06

インテリ金ちゃん

1
日常生活のあかりについて考え、豊かなあかり生活を始めたい。2017/06/04

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