出版社内容情報
連続殺人犯かもしれない男と二人きりで深夜のドライブ。アクセル全開でハイウェイを駆け抜ける、極上のノンストップ・サスペンス!
内容説明
1991年、冬の深夜零時、人けのないダイナーの駐車場から発進する一台の車。助手席には、映画オタクの女子大学生チャーリーが座っている。ハンドルを握るのは正体不明の男。ふたりは知り合ってまもない。だが、チャーリーはすでに確信している。この男、二か月前に親友のマディを殺した連続殺人犯にちがいない、と―。アクセル全開で驚愕のラストへと突き進む、極上のノンストップ・サスペンス。
著者等紹介
セイガー,ライリー[セイガー,ライリー] [Sager,Riley]
本名トッド・リッター。ペンシルヴェニア州出身。ジャーナリスト、編集者、グラフィックデザイナーを経て、フルタイムの作家に。ライリー・セイガー名義で初めて執筆した『Final Girls』(2017)がベストセラーとなり25か国で出版、国際スリラー作家協会長編賞を受賞。以降、毎年刊行する作品のすべてが発売直後に「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリスト入りを果たす。現在、最も活躍が期待されているエンターテインメント作家の一人。ニュージャージー州プリンストン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うまる
33
【縛り本】無事に朝を迎えることができるのか、ドキドキの深夜ドライブ。脳内映画という何でもありな設定と、わざと悪い方を選択してるような主人公のせいで、序盤はあまり気分が乗らず。けれど、設定が活きるシーンがあるし、無謀と思える行動の説明があるので、中盤はまぁそうかと納得。そして終盤、予想外の絡みからとても面白くなりました。あるオチはわかってたけど、ここからはほんとノンストップ。あのアイテムが使われる所に一番感心しました。『すべての~』と比べると、前半ダルいのが難点だけど、総合的には楽しめて良かったです。2023/10/17
しゃお
29
自分の親友を殺した男と二人きりの車内。果たしてチャーリーは無事に生き延びれるのかという設定だけでもう美味しいw いかに相手に覚られないか。それとも覚られた上で窮地を脱するのか。映画オタクなチャーリーが突如流れてしまうという脳内映画も含めてミスリードさせ、読者もまるで映画の中にいるかのような気分にさせてくれるのでは。と思ったら、いやはや本当に映画のような物語。予想外の展開とツイストする展開のドライブ感に一気に最後まで読ませます。最後の方は予想つくけど、そこも映画っぽくていいね。ラストに描いた真実も良かった。2023/04/05
ハスゴン
26
少ない登場人物でスリルな作品でした。2024/01/02
ばんだねいっぺい
21
二人っきりの車内、もしも、隣の人が ◯◯◯だったらというシチュエーション。ハラハラはしたが、いろいろと思うところもある。懐かしい感じがした。2023/05/29
くろねこ
13
親友の死をきっかけに、大学を辞めて実家へ帰る主人公が乗った車の運転手は全てにおいて怪しく嘘をついていて信頼がおけない。。次第に彼こそが親友を殺した連続殺人犯なのではと疑い、車を降りる作戦を練るが…。。 やっぱライリーセイガー作品面白い!すき! 前作の『すべてのドアを鎖せ』もそうだったけど、二転三転するストーリー展開にわくわくしながらページを捲る手が止まらなくなる。 2023/11/17