内容説明
色と形の響きあう東洋的幽幻の美を、独自の絵画哲学の中に結晶させた坂本。深く輝く色彩の奥に思想性ゆたかな幽暗の美を滲ませた須田。近代日本の油彩画史を彩る孤高の輝き。
目次
坂本繁二郎(絵画に哲学を求めた画家;印象派を越えて;馬を描く;静物を描く;月と雲―風景;名作の誕生《壁》―東洋的な幽幻の美;評伝 坂本繁二郎―孤高を貫いた求道者の歩み)
須田国太郎(偉大なる孤立―須田国太郎の世界;深く輝く色彩;光と影;幽暗の美;名作の誕生 油彩画に新たな可能性を示す《鵜》;評伝 須田国太郎―独創を求めつづけた未完の軌跡)
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- 和書
- GIS NEXT 第8号