僕は馬鹿になった。―ビートたけし詩集

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  • サイズ B6判/ページ数 153p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396611071
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「生きていくこと」「懺悔」「夫婦」「母親」「右目」…"たけし"と"武"の心の振り子から生まれた71編の詩。〈久々に、真夜中に独り、考えている自分を発見。結局、これは「独り言」に過ぎません。〉――「まえがきにかえて」より (祥伝社販売課大胡田オススメの一冊)表題作は谷川俊太郎の「二十億光年の孤独」を彷彿させる。天才たけしが新たな才能開花。

目次

死んだ犬
外は雨
魔法の言葉
馬鹿息子
急げ
普通の彼女
オーイ
願かける
馬鹿
知らない町〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りお

23
人はなにか一つくらい誇れるものを持っている 何でもいい、それを見つけなさい 勉強が駄目だったら、運動がある 両方駄目なら君には優しさがある 夢をもて、目的をもて、やれば出来る こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ 人は生まれて、生きて、死ぬ これだけでたいしたもんだ2021/07/11

あお

11
 繊細な男の心の機微を巧みにうたう詩集の傑作。 「素敵な母親」このシャツ何回も色変えてみたと、彼女に言おう センスいいって言ってくれるかな プレゼント何件も探したって言おう ご苦労さんて言ってくれるかな レストラン皆に聞いたって言おう 美味しいって言ってくれるかな いつまでたっても俺は 彼女に母親を求めている2014/08/21

けぴ

3
朝日新聞に掲載された、 「僕は好きな理由など考えない 好きな理由が分かったら 嫌いな所も見つけてしまうから」を気に入り本書を読む。 騙されるな、友達、進歩、理由、社会生活、兄弟、出会い、が良かった。2016/04/17

なかち

3
自由を楽しむ生き物などいない。じゃあ、さっさと死ね。人は生まれて、生きて、死ぬ/これだけでたいしたもんだ。人知れず何か良い事をする/良い事?/人が知らずして、なぜ良い事と分かる。そうすれば、あの娘が帰ってくるかも。早くこの紐を解かないと、俺は駄目になってしまう/でも解くと、立っていられなくなる/未練たらしいのはカッコ悪い/しかし俺がこう思ってるのを/どうやって彼女に伝えよう。最も進化したはずの、人間が/母なる海の前で/社会だの、仕事だの/家族、愛、恋、死、だなんて悩む姿を見て/海はどう思うのだろう。2012/06/27

あゆさわ

2
素直で気持ち悪いほど人間臭い詩集でした2024/01/11

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