出版社内容情報
薬種商の手代・孝助、齢十六。
草鞋を購う一文を切り詰め、立身出世の道を拓く!
元銀行マンの著者が初めて挑む、感動の時代小説
日本橋の薬種商「養生屋」に、一人の勤勉な手代がいた。名は孝助、十六歳。父を知らず母に捨てられ、医師の徳庵に拾われて医術の手ほどきを受けた苦労人だ。丁稚らが足を傷めていると知れば履き潰した草鞋を工夫して編み直し、無駄な費用も切り詰める。そんな孝助のもとに、父と名乗る男が現われ……。ひたむきで実直な青年の姿が胸を打つ、人情と栄達の時代小説。
内容説明
日本橋の薬種商「養生屋」に、一人の勤勉な手代がいた。名は孝助、十六歳。父を知らず母に捨てられ、医師の徳庵に拾われて医術の手ほどきを受けた苦労人だ。丁稚らが足を傷めていると知れば履き潰した草鞋を工夫して編み直し、無駄な費用も切り詰める。そんな孝助のもとに、父と名乗る男が現われ…。ひたむきで実直な青年の姿が胸を打つ、人情と栄達の時代小説。
著者等紹介
江上剛[エガミゴウ]
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。97年の第一勧銀総会屋事件では混乱収拾に尽力した。2002年『非情銀行』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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