祥伝社文庫<br> 遊佐家の四週間

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祥伝社文庫
遊佐家の四週間

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396343330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

羽衣子の親友・みえ子が遊佐家に四週間ほど居候することになった。みえ子は異様な容貌だが、大富豪の娘。美しく貧しい家庭で育った羽衣子とは正反対。二人で支え合ってきたが、やがて羽衣子は「まともな家庭」を手に入れる。その遊佐家に住み始めたみえ子は家族の心を掴み、完璧だったはずの家庭に徐々に綻びが見え始め…。二人の女の歪な友情が家族に与えたものとは?

著者等紹介

朝倉かすみ[アサクラカスミ]
1960年北海道生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で第三七回北海道新聞文学賞、04年「肝、焼ける」で第七二回小説現代新人賞を受賞。09年『田村はまだか』で第三〇回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももんが

39
★★★☆☆遊佐羽衣子の家に四週間住むことになった幼馴染のみえ子。みえ子が住み始めてから遊佐家の完璧な家族がだんだんと変化していく。 自分が持っていた劣等感を誰かと比較して自分の方がまだましとか人間の容姿に区別をつけるとか人間の持っている醜い部分が見えてくる様子にうんざりしてきてしまいました。2019/11/10

Yu。

30
妻にぞっこんなガテン系の夫 賢右‥ 見た目や骨格が父譲りの娘 いずみ‥ 妻似の息子 正平‥ そして良妻賢母でオマケに美人過ぎる妻 羽衣子といった遊佐家の(一見)平穏な家庭に羽衣子の唯一の幼友達で“提灯お岩”そっくりな みえ子が四週間ほど居候する事に‥ 彼女を加えた生活がやがて家族それぞれの抑えていた黒い部分を顕にしていく家族群像劇。。いいねコレ‥一家団欒の時が増せば増す程に互いの心は離れていき、代わりに苦味が増してゆく静かな怖さがたまらない。2018/07/04

coco夏ko10角

22
みえ子が遊佐家に四週間居候することに、週毎に見えてくるその変化。みえ子みたいなタイプの人ってどうすれば。最終日の空気のヒリヒリ怖いなぁ。2018/01/22

ちょん

18
読んでてすごく面白かった、どうなる!?どうなるんだ!?と登場人物全員気になって仕方なかったのだけど、読みきったあとには「んっ?えっ?」という少し拍子抜けした感じが残ってしまい、読み込めてなかったのかなぁと、少しもったいない気持ちになりました( ;∀;)2019/05/21

橘 由芽

10
(読んだのは文庫版じゃない方。出てこないのでこちらで登録)結局人はどう生まれ落ちたかで、人生の多くが決定されてしまうものなのか。そして良くも悪くも、人をその方向に進ませてしまうものはコンプレックスにあるのか。。。美しく貧しい娘と醜く裕福な娘。振り返って、自分をここまで導いてきた「私の人生」というものをつくづく考えた。これで良かったのか、こうするしかなかったのか、やり直せるならばどの時点だったのか等など・・・朝倉かすみの小説は本当に人の心に深く切り込んでくるから怖い。←これは私の最上級の褒め言葉2020/06/21

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