出版社内容情報
国際商事仲裁、国際商事調停、国際投資仲裁等を内容とした、主に中国の事例を対象とする国際私法の法理論と実務に関する研究。
目次
第1部 国際商事仲裁(臨時仲裁の課題―中国自由貿易区における臨時仲裁;第三者参加型の多数当事者仲裁の論点―中国南通明徳重工業v.Crescendo事件を中心に ほか)
第2部 国際商事調停(シンガポール国際調停条約と今後の課題;中国国際商事調停の動向 ほか)
第3部 国際投資仲裁(腐敗問題が関わる国際投資仲裁―受理要件と腐敗の認定基準;環境保護問題と国際投資仲裁の課題)
第4部 外国判決、外国仲裁判断の承認・執行(中国の外国仲裁に対する司法審査;外国判決の承認・執行と相互主義―中国のケースを参考にして)
第5部 国際商取引の重要論点(新型コロナウイルス感染症と中国における不可抗力の適用問題;域外適用的経済制裁と国際取引契約における制裁条項の効力―AlDakkak Trading v.福建鼎豊機電事件などを参考にして)
著者等紹介
梶田幸雄[カジタユキオ]
中央大学法学部教授。1954年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。中央大学大学院法学研究科博士後期課程国際企業関係法専攻修了。博士(法学)。青森中央学院大学経営法学部、麗澤大学外国語学部などを経て2019年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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