内容説明
仕事が終わったあとのひととき。手帳に書いていなかったイベント。旅先での朝の散歩。道草は、ちっともむだな時間ではありません。心の栄養です。「いつもの毎日」を、少しだけ変えてみませんか?日常を楽しむヒントがいっぱい。
目次
SUMMER&AUTUMN2008(かわいいおじさん;こけしの里で ほか)
WINTER&SPRING2008‐2009(朝の散歩;ひとり新幹線 ほか)
SUMMER&AUTUMN2009(びんの中味は;青空ビール ほか)
WINTER&SPRING2009‐2010(タカラヅカ入門;シーズン到来 ほか)
SUMMER&AUTUMN2010(名古屋の朝;山・入門 ほか)
著者等紹介
杉浦さやか[スギウラサヤカ]
日本大学在学中に、イラストレーターの仕事を始める。1971年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
61
綺麗でノスタルジックな色合い。幼い子が宝物を書きとめた手帳みたいです。道草は何だか素敵な言葉。寄り道よりも余裕がある感じ。ボンヌママンのジャムでのおすそわけ、お料理クリエーターのホームパーティ、帆布のバッグのおじいさん、キラキラ夜遊び。心にゆとりがある時も、ない時も。お家が嫌いな訳じゃない。でもまっすぐ帰りたくない気持ちを優しく掬い取ってくれます。時には心の道草も素敵。ご両親の事、友達の事。まあいいかと楽しめる気持ち。ううん、でもごめんなさい。人の着た水着を借りて海に入る気持ちはどうしても理解できません。2016/09/15
むぎじる
37
道草=人生の余裕。とうたわれている通り、日常生活とはちょっと外れて、楽しむための日々つれづれを描いたエッセイ。疲れていたら、家の中でグダグダと過ごしがちだし、体力的にそれが正解な時もある。でも、少しだけ動く余力があれば、このエッセイに描かれているような、非日常を味わってみるのもいいかもしれない。もしかしたら、今までにないリフレッシュした自分に会えるかも・・・疲れた自分&胃腸におくる「休憩スープ」、風邪や体調不良を吹き飛ばす秘策「シーズン到来」が特にお気に入り。2014/11/29
橘
28
大好きなエッセイのシリーズです。暮らしを楽しんでらっしゃるのがすごく伝わってきます。わたしも、楽しいをたくさん見つけたいです。ファッション日記、つけようかなぁ。絵は下手ですが…。いつも同じところの往復ではなくて、道草も楽しもう。暮らしに潤いを。2017/04/01
はるき
25
道草をくうって久々に聞いたなぁ。何気ない日常の中にある小さな楽しみを集めたら、毎日がもっと楽しくなりそう。2020/07/19
エディン
18
杉浦さやかさんのイラスト、大好きです。こんな絵が描けたらいいなあと読むたびに思います。イルマちゃんや一澤帆布店のバッグを持つおじさんがかわいい。大きな鍋に野菜を一杯入れて煮込む休息スープ。ジャム作りや小物入れにビンを貯めこむ、私と一緒!!さやかさんの所に職業体験に来た10人の中2生。おやつまで出してもらって羨ましい!!2016/02/07