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内容説明
生まれてからこれほど美しい男を見たことがなかった。濡れたような黒い瞳。褐色の肌。すらりと伸びた躯―二十七歳の著者は旅行先のケニアで運命的な恋に落ちる。マサイ族の戦士ルケティンガ、彼こそが生涯の恋人。すべてを捨てて再びケニアへ赴いた彼女を待っていたものは…。国境を越え、文化や言葉の壁を越え、育まれた奇跡の純愛。出会いから胸引き裂かれる別れに至る、冒険に満ちた四年間を描いた傑作ノンフィクション。
目次
第１章 運命の男
第２章 ケニア放浪
第３章 新しい故郷
第４章 マラリア
第５章 結婚式
第６章 妊娠、そして…
第７章 ナピライ
第８章 諍い
第９章 再出発
第１０章 手紙
著者等紹介
ホフマン，コリンヌ［ホフマン，コリンヌ］［Ｈｏｆｍａｎｎ，Ｃｏｒｉｎｎｅ］
１９６０年、スイスのトゥーアガウ（フラウエンフェルト州）に生まれる。母はフランス人、父はドイツ人。１９８６年、２７歳の時に旅行で訪れたケニアで、運命的な恋に落ちる。マサイ族の戦士ルケティンガとの出会い、結婚、そして別れに至る４年間を描いた『マサイの恋人』は、ドイツ国内だけで１５０万部を超える記録的なベストセラーになり、世界各国でもベストセラー第１位を記録した。現在は娘ナピライと二人で南スイスに在住。ホテルを開業するため準備中
平野卿子［ヒラノキョウコ］
お茶の水女子大学卒業後、ドイツのテュービンゲン大学留学。テレビ局、航空会社勤務を経て、現在はフリーの翻訳家ならびに明治大学講師。ドイツ文学専攻
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jane Doe
2
後味悪い！永松真紀さんの本を先に読んだので、よけいマサイの文化に対する目線の違いに読み疲れした。なんだってこの本が世界中で売れまくったんだろう。病気に何度もかかりながら次々頑張るところはエライと思うけど、なんだか一方通行過ぎて物悲しい。私にとってインド人はコリンヌにとってのケニア人みたいに分かり合えない人びとだけど、この本の中ではすっごくいい人ばっかりで面白い。コリンヌ、インドに行ってみて欲しいなー。2012/11/18
もぐを
2
マサイの戦士に一目ぼれして結婚して子供産んでお別れしたスイス人女性の話。割りとおもろかった。2012/07/14
アンデス民話
1
おもしろかった。
姫右近
1
身勝手な西洋人女性が、マサイの戦士に恋をして、彼や彼の周囲を巻き込んでめちゃくちゃにした挙げ句、彼との間に出来た子どもを連れて故郷に帰る話。嵐のように激しくヒステリックな女でイラッとします。また、自分の想いをだらだらと書いているのでとばし読みで十分。2011/07/13
cecilia
1
これは著者が悪いと思う！ マサイで欧米の価値観が通ると思っていたのだろうか？
