内容説明
本書は、『古事記』『日本書紀』の記述・内容の差異などから、律令制以前の古代天皇の本質に迫るものである。すべてを読み終えた時、古代天皇について、ひとつの「像」が結ばれるだろう。日本史最大の謎に迫る!
目次
第1章 古代天皇の名前と鳥霊信仰
第2章 古代天皇は「日の御子」か?
第3章 『万葉集』の「日の皇子」を読み解く
第4章 天皇家の太陽神信仰の起源
第5章 『古事記』に見える、畿内と九州の交流
第6章 天と日の思想と天照大神
第7章 仏教受容と石上神宮から探る、天皇の本質
終章 なぜ、天皇は存在したのか?
著者等紹介
平林章仁[ヒラバヤシアキヒト]
龍谷大学文学部歴史学科教授、博士(文学)。1948年、奈良県生まれ。1971年、龍谷大学文学部史学科卒業。龍谷大学・堺女子短期大学非常勤講師、龍谷大学仏教文化研究所客員研究員を経て、現職。専門は日本古代史、特に神話・古代宗教・氏族など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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