かげふみ

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  • サイズ 46判/ページ数 168p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784813804239
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

出版社内容情報

■内容の紹介■

ぼくはぜったいに忘れないだろう。夏の日に出会ったヒロシマの少女のことを。
1945年8月6日のあの朝と現在とをつなぐ、一人の少女と「ぼく」の物語。

国語教科書(小5、光村図書)に掲載の「たずねびと」も収録。
巻末に、原爆や平和について深く知ることのできる<ヒロシマへの道しるべ>を掲載。

■児童文学作家・あまんきみこさん推薦■
この本は、あなたの前の扉です。
扉をあけて、「澄ちゃん」に出会ってくださいね。
わたしたちひとりひとりの「命」について、考えを深めるきっかけになりますように。

■もくじ■

かげふみ
たずねびと

■コメント■

国立広島原爆死没者追悼平和祈念館では、犠牲者の画像や記録を絶え間なくスクリーンに映し出しています。
八月六日のあの朝まで廣島で生きていた人々、一人一人を悼むためです。
物語にも同じことができるかもしれません。
「失われた声」に耳をすませ、かけがえのない「時間」を共に生きることによって。
この物語の少女たちの姿が、どうかあなたの心にいつまでも残りますように。
――朽木祥

内容説明

1945年8月6日のあの朝と現在とをつなぐ、一人の少女と「ぼく」の物語。国語教科書(小5、光村図書)に掲載の「たずねびと」収録。

著者等紹介

朽木祥[クツキショウ]
広島出身。被爆2世。デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞受賞。その後『彼岸花はきつねのかんざし』(学習研究社)で日本児童文芸家協会賞受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞、福田清人賞受賞。『あひるの手紙』(佼成出版社)で日本児童文学者協会賞受賞。ほかの著書に『引き出しの中の家』(ポプラ社)、『月白青船山』(岩波書店)、『八月の光失われた声に耳をすませて』(小学館)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

166
カバーに惹かれ、挿画も好い。何年経とうが何十年過ぎようが、事実は事実。今も苦しまれてる方々がいる現実。決して忘れてはならないあの日。広島の(もちろん長崎も)苦しみはこの国全体の苦しみだ。そして、世界中で考えなければならない問題なのに、未だに答えを見いだせない。頭の良い人々が沢山いるのにね・・2023/08/22

ゆみねこ

78
小5の拓海は妹が水ぼうそうになったため、1人で広島のおばあちゃんの家で過ごすことに。祖母宅のすぐ前の児童館で1人でひっそりと本を読むお下げ髪の少女に出会うが、誰もその子に気づいていないようだ。地元の子どもたちと共に遊ぶ拓海が原爆のことを知り、お下げ髪の少女・澄ちゃんのことを知る。広島で過ごしたひと夏は、拓海にとって忘れられないものになるだろう。戦争を知らない世代、今の子どもたちにぜひ読んで欲しい1冊。2023/07/26

itica

76
夏休みに母の実家の広島に来た拓海が、祖母に連れられて行った児童館の図書室で、影を探すおさげ髪の少女に出会ったところから始まる。被爆二世の朽木さんが紡ぐ、原爆の犠牲になった人々を忍ぶ物語だ。以前読んだ「八月の光」は原爆の生々しい描写に衝撃を受けたが、こちらは東京から来た拓海が当時のことを徐々に理解すると言うもの。私たちの平和な暮らしは、戦争で犠牲になった人々の延長線上にあることを忘れてはいけない。 2023/06/24

はる

66
夏休みを広島の祖母の家で過ごすことになった小学5年生の拓海。ある日、近所の児童館の図書室で、白いブラウスを着た不思議な少女と出会う。彼女は、自分の影が無いことを悲しんでいた……。戦争の哀しみ、原爆の恐ろしさを描いた物語。印象的なのは、主人公の男の子があの戦争のことをとても昔のことだと思っていること。曾祖母の時代の出来事と言われれば、無理もないかも。。それに対して、広島の子どもたちは今も原爆の記憶が生活に密接しているのが驚き。網中いづるさんの表紙の絵が強く印象に残る。2023/06/21

45
これは広島の原爆を題材にした話しです。でも澄ちゃんは怖い存在ではありません。ちょっと物悲しい話しですが原爆の恐ろしさを知らない私達に書かれた本です。原爆が落とされたあの日に一瞬にして消えてしまった人々。児童書ですが色々と考えさせられる内容です。この時期にはぴったりの本だと思いました。2024/07/22

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