内容説明
日本悪玉論と、中韓への阿諛で塗り固められた「国民的辞書」の実態。なぜ、改版のたびに偏向の度合いが強くなるのか?改版ごとに日本が悪玉になる『広辞苑』の不思議。
目次
第1章 日本と朝鮮との近代関係史
第2章 日本とシナとの近代関係史
第3章 日本とロシア・ソ連との近代関係史
第4章 日本とアメリカとの近代関係史
第5章 日本の近代史
第6章 戦後の外交関係史
終章 『広辞苑』は「規範」たりうるか
著者等紹介
水野靖夫[ミズノヤスオ]
昭和18年、東京生まれ。昭和41年、東大経済学部卒。三和銀行に入行し、ニューヨーク、ブエノスアイレスの海外駐在を含め、主に国際関係の部門に勤務。UFJ銀行の関連会社で人事教育部門等を経て退職。日本語教育能力検定合格、漢字能力検定1級合格。漢字・日本語の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
4
東京裁判史観に基づく偏見、中国と韓国の言い分2024/03/02
ispanoman
3
義務教育課程での近現代史(日本および世界史)の学習課程がいい加減な有り様は改善さているのであろうか? 本書のような問題提起となりうる民間書籍に個々人が遭遇するチャンスがなければ、現代のマスコミ報道や世界情勢への思考は無意味といってもいいのかもしれない。あるいは、表面的には自己規制する知恵がよく行き届いているのかも。意識せずに『罠』に取り込まれているかも知れぬと、時々は立ち止まってみる習慣を持ちたい。2014/03/28
せんたろ
2
通州事件、パール判事、拉致事件、教科書誤報事件、近隣諸国条項などの記載が無い。日本人の被害を無視・矮小化し、中韓の加害を正当化する・・。広辞苑がこんな酷いとは知らなかった。2018/01/15
skr-shower
2
本も新聞も、書いている人の立場で言葉のチョイスが違い、受ける印象が大きく違ってしまう。著者の記述が正確かは別として、確かに変な辞書だ。「山川出版の歴史本」の変な点をあげている本も有るらしいので、あわせて読んでみたい。2017/07/27
残心
1
広辞苑はなんでこんなに反日で、中韓にやさしいのか不思議です。 しかも版を追うごとに内容が悪化しているらしく、さらに1980年代(左翼の曲がり角)で改悪が一層ひどくなったそうです。 内容はななめ読みして図書館に返しました。2019/07/14
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