感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
35
犬は所有物？それとも家族？ペット業界に関わって２０年の著者による、犬と人間との正しい付き合い方指南書。愛玩犬はもはや自立して生きることは不可能で、飼い主の支配下で幸せにも不幸にもなれる。自称「愛犬家」の人たちの、とんでもない犬との関わり方の実例がいくつも掲載されていて胸が苦しくなりました。情操教育上など、他者のお世話をする経験って価値があると思うんですよね。だからペットを飼う(×買う)のは賛成。だけど人間が犬と暮らす為には「お互いに」一定の我慢が必要です。服を着せるのは毛が抜ける犬種ならあり、とかね。2019/03/21
金吾
26
犬を飼う時の参考になります。人間と同じで躾、健康管理が重要であり、飼う側の体力や財産も考慮しなければならないということを再認識しました。子供の頃犬は飼っていましたがしっかり考えていなかったので、フォローをしてくれていた両親に感謝しています。2024/08/12
Tomomi Yazaki
14
愛犬は可愛い。そして愛おしい。でもそれが過度な世話焼きや間違った考えで愛犬に不快な気持ちにさせていることも。客観的に自分はどうなのかを知りたくて読みました。毛玉の出来るのはブッラッシングが足りないから。毛玉が苦痛な犬もいる。確かに毎月のシャンプー時に毛玉カットしています。ごめんね。生卵はご法度？ウチは卵かけご飯が大好きなんだけと。でも爪や声帯を取っちゃうなんて残酷なことは出来ない。車内に閉じ込められ鳴いている犬。それは絶対しない！でも、いつも寝食を共にして一線を引けない私は、予想通り愛犬バカだったのです。2024/10/14
みや
6
08年に出版された「ペット総合コンサルタント」なる肩書をもつ著者による犬の飼育指南書。飼い主の身勝手な行為を糾弾する記述がほとんどで、ちょっと古いからかもしれないが、極端な事例が多く、深みが不足しているように感じた。口が悪いと自覚している著者だが、そのせいか人に対する愛情はおろか、犬に対するそれもあまり伝わってこないのが残念。2024/10/19
くろほ
6
たまたま見かけた犬のイベント会場で購入。「こんな頭悪い飼い主いるのか？」って思うような例がたくさん出てくる。でもうちの犬も知らず知らず甘やかしたりしてそうだなー。とりあえず太らせないようにしよう…。2010/11/22
