聴衆の誕生―ポスト・モダン時代の音楽文化

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聴衆の誕生―ポスト・モダン時代の音楽文化

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  • サイズ B6判/ページ数 249,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784393934050
  • NDC分類 762.06

内容説明

いま、音楽界に何が起っているか?クラシックをきくことが最も「オシャレ」な、そんな時代がやってきた…。マス・メディアの誘導と企業の文化戦略による新しい聴取構造の確立。文化のカタログ化がもたらす価値の平板化。クラシックの精神主義の終焉、巨匠の奪神話化が露呈し、「軽やか」な聴衆が大手を振る…。西欧近代に成立した「聴衆」の変質・崩壊へのプロセスを克明に分析しつつ、消費社会において尖鋭化する音楽受容のポスト・モダン的状況を自在に解析。

目次

1 近代的聴衆の成立(序―近代的演奏会の光景;演奏会システムの確立;高級音楽と低俗音楽;神話化される「巨匠」たち;集中的聴取の思想)
近代的聴衆の動揺―1920年代(環境を浸食する「複製」;自動ピアノの饗宴;大衆文化と「前衛」作曲家たち)
3 近代的聴衆の崩壊(カタログ文化の到来;商業主義の抬頭;音楽の大衆化と「精神性」の没落)
4 新しい聴取へ向けて(軽やかな聴衆の誕生;音の復権へ;消費社会の中の「クラシック」)