死刑台から教壇へ―私が体験した韓国現代史

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046532121
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0095

内容説明

希望に燃え母国留学を果たした在日2世をまっていた運命は、「北のスパイ」としての死刑判決だった。獄中13年間の著者が得た希望とは?過酷な運命に耐え生き抜いた感動の記録。

目次

1 韓国への留学と学生運動(朝鮮人としての自覚と名前;民族とは何か―母国留学への思い ほか)
2 一三年間の獄中生活(連行と取り調べ;ソウル拘置所への収監 ほか)
3 日本への帰還と新たな出発(躍動する韓国を離れて―日本への「新規入国」;日本での韓国政治犯釈放運動 ほか)
4 大学院の博士課程を修了して教壇に立つ(大学院に入学;海外民主人士としての名誉回復―旅券の発給と帰国 ほか)

著者等紹介

康宗憲[カンジョンホン]
1951年生まれ。在日2世。母国のソウル大学医学部在学中に国家保安法違反の容疑で拘束。77年最高裁で死刑判決が確定。82年無期懲役に減刑。88年に仮釈放。89年日本に帰還し、同年韓国問題研究所を設立。その後大阪大学大学院で国際政治を学ぶ。現在、早稲田大学アジア研究機構客員教授。立命館大学、大阪樟蔭女子大学、同志社大学などで日本国憲法九条を中心に平和学を担当している。市民講義などでの講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ryotarocheak

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「人民革命党事件」や「学園浸透スパイ団事件」についての理解を深める事ができた。今後も、多角的な目線を忘れずに研究を進めて行きたい。

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