内容説明
山の中で見上げる無数の星たち、南のリゾートで海に映る月明かり。「有名な星座」「月の満ち欠け」「惑星のみえる位置」「流星群の時期」…ちょっぴり知識があれば、旅の思い出はさらに鮮明になる。
目次
1 星空を見る前にQ&A(天体観測の知識がありません。星を観察するには、何から始めれば良いでしょうか?;夕方から明け方、時間によって見える空が違うのはなぜですか? ほか)
2 星空が見えるところへ行こう(北海道地方星空スポット;なよろ市立天文台きたすばる ほか)
3 年間星空イベント(春の星空;夏の星空 ほか)
4 次に星空を見に行くときに(星空アプリ・星座早見盤を使ってみよう;双眼鏡・望遠鏡の選びかたと使いかた ほか)
著者等紹介
縣秀彦[アガタヒデヒコ]
1961年、長野県生まれ。自然科学研究機構国立天文台准教授、天文情報センター普及室長。専門は天文教育(教育学博士)。東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修了。東京大学附属中高教諭などを経て現職。総合研究大学院大学准教授、国際天文学連合(IAU)国際普及室長を兼務するほか、NHK高校講座講師、放送大学講師、宙ツーリズム推進協議会代表なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きみたけ
55
ちょっと息抜き。自然科学研究機構国立天文台准教授で天文情報センター普及室長の縣秀彦先生編著。先生の本は他に「面白くて眠れなくなる天文学」「オリオン座はすでに消えている!?」など。 日本全国で素晴らしい星空が見える天文施設・ホテル・テントサイトを数多くの写真を交えて紹介。三重志摩「プロヴァンス」、和歌山「みさと天文台」、高知「四万十天文台」など、行ってみたい場所の候補をいくつか見つけました。日本一星空がキレイな村、阿智村(長野)にある「ヘブンスそのはら」には3回行ったかな。2022/04/03
きっちんきりん
5
天体についても、よくまとまっていて分かりやすい。手元に欲しいので検討中。 2023/10/19
ひょるひょる
3
とても良かった。花立山天文台美スター、星ふる学校くまの木、休暇村が気になった。今年の10/6は火星大接近とのことなので、ぜひどこかで見たい。2020/04/14
Ken.
3
星空を見上げ、じっくり物思いに耽ったり誰かと語り合ったりしたくなる時があります。こういう本を探していたのです!全4章で構成されています。第1章は星空を観るときの基礎知識が非常に簡潔に分かり易くまとめられています。さすが学校の先生もされていた国立天文台の方です。第2章はメインパート、地方ごとにオススメスポットがデータベース化され、目的によって情報を引き出し易い。第3、4章は、年間の星空イベントと撮影方法などが掲載されています。ありそうでなかった一冊でした。「そうだ、次の休みは星空を見に行こう!」2019/10/14
いるか
2
今年はどこかへ行きづらい夏…そんなときにこの本を読んで、とてもワクワクした。空のきれいなところへ行って、星を眺めたい。今の状況が落ち着いたら、どこへ行こう?2020/08/17