小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 信貴山忠義―北近江合戦心得〈5〉

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信貴山忠義―北近江合戦心得〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074451
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

女難大敵だ、与一郎!無茶振り続く第五巻

旗印は「正直無双」!女難大敵、腐るな与一郎!

上杉謙信と雌雄を決すべく織田諸将が北陸に集う中、すでに狙いを毛利の中国地方に定める秀吉。弟の秀長を通じ藤堂高虎を播磨に派遣する一方、与一郎が帯びた密命は、於市への無謀な求婚の仲介だった。気乗りしない任務に加え、逆恨みされている侍女の暗躍、於弦の子の処遇――馬鹿正直な与一郎の気苦労は絶えない。
やがて、摂津で松永久秀が二度目の謀反を起こす。
堅固な信貴山城を落とすため、与一郎組が配置されたのはたった三百人で急勾配の斜面を攻める搦め手の別働隊。成り行きから思わぬ好機を掴んだ与一郎、ある大役を果たすことができるか!?

徳川方「三河雑兵心得」と対をなす、豊臣方の戦国出世物語。
無茶振り続く第五弾!




【編集担当からのおすすめ情報】
「弓の名手、遠藤与一郎。読む者の心さえ射貫く。新たな合戦絵巻の始まりに、胸躍ること間違いなし!」(今村翔吾さん/作家)

「戦国時代小説には、固くて難しいというイメージを持っていましたが、こんなにおもしろくて笑える作品は初めてです!」(丸善 丸の内本店 玉井佐和さん/書店員)

『足軽仁義』から始まる織田方「三河雑兵心得」と対をなす、
豊臣方の「北近江合戦心得」シリーズ。

これまで以上の、様々なジャンルの困難が待ち受ける今作、
ぜひ与一郎の活躍と成長を見届けていただければ幸いです!

内容説明

上杉謙信と雌雄を決すべく織田諸将が北陸に集う中、すでに狙いを毛利の中国地方に定める秀吉。弟の秀長を通じ藤堂高虎を播磨に派遣する一方、与一郎が帯びた密命は、於市への無謀な求婚の仲介だった。気乗りしない任務に加え、逆恨みされている侍女の暗躍、於弦の子の処遇―馬鹿正直な与一郎の気苦労は絶えない。やがて、摂津で松永久秀が二度目の謀反を起こす。堅固な信貴山城を落とすため、与一郎組が配置されたのは三百人で急勾配の斜面を攻める搦め手の別働隊。成り行きから思わぬ好機を掴んだ与一郎、大役を果たせるか!?人気戦国出世物語第五弾!

著者等紹介

井原忠政[イハラタダマサ]
2000年、経塚丸雄名義の脚本「連弾」で第25回城戸賞入選。17年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。「三河雑兵心得」シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得、23年「日本ど真ん中書店大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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saga

48
タイトルは信貴山城の戦いを象徴する……のだが、与一郎が秀吉から与えられた任務は於市への恋心を伝える役目。なんとも難しいうえにやりがいのないことだった。結局は失敗に終わり、主で秀吉の弟でもある長秀に嘘を見破られ……。そんな与一郎を救ったのは皮肉にも戦乱の世なのだ。信貴山城の攻防戦の筆致は著者の真骨頂が発揮されている。松永久秀は茶釜と共に信貴山城の塵芥と消えた。与一郎の独白「道楽者同士の競い合いの果てに(中略)多くの女房子供が涙に暮れるんや」戦国の当たり前だが悲しい現実である。2025/03/09

yamatoshiuruhashi

40
北近江合戦心得五作目。羽柴長秀に使えるようになった与一郎は松永弾正攻めに加わることになるが、物見の旅にて夜釣りに興ずる老人たちに出会う。さて、山城攻めは大変なものだが、どう攻めていくか。一作ごとに家臣が増えていくことで登場人物の幅も出てきて彼らが次にどう活躍するかの楽しみもある。三河雑兵心得シリーズで描かれる人物もまた別の描かれ方となる。秀吉は戦と同じに女を落とすことを狙うスケベ爺いに、家康は「噂では頭が悪い」殿様となる。双方の現れ方を比較するのも面白い。2025/07/11

fuku3

24
2025.3.15読了。シリーズ第5弾。上杉謙信と戦う為に北陸に集う織田軍。納得の行かない秀吉は勝家と口喧嘩して離散。そんな中、与一郎に秀吉から密命が!お市方に求婚の使者の役目が!何とも損な役ばかり、どれも女子絡みで与一郎を苦しめる。秀吉が中国責めを準備しているさなかに、摂津で松永久秀が二度目の謀反を起こす。秀長の命で与一郎は松永の信貴山城の内定を弦丸と二人で猟師に変装して行う。信長より松永の討伐の命がくだる。秀長、別働隊300人は、搦手として高安城から急勾配の斜面を攻め登る。久秀は平蜘蛛を抱え爆死!2025/03/15

剛腕伝説

16
信貴山で、松永久秀を滅ぼした与一郎一行は、その足で毛利攻めの為に姫路城へ到着。そこでの秀吉からの密命は、再度お市との関係を取り持てと言う、女衒のような役割だった。ますます厚顔になっていく弦丸、新しく家来に加わった、泥棒上がりの少年虫若、太りすぎて戦場では使い勝手の悪い左門等々。絶妙なキャラクター構成で読ませてくれる。2025/06/09

coldsurgeon

7
織豊時代を生きる一武将の小一郎にとって、数少ない家来に、元許嫁の弦丸がいることは、心強いのか、やりにくいのか。彼女の一人息子の父親に、いつの間にかされ、どんな人生が待ち構えているのか。松永久秀の二度目の謀反に立ち向かう戦が、そんな不安を一時的に隠してしまったようだ。小一郎は、このまま羽柴家に仕え続けるのだろうか。史実の中で、別の物語が展開されていく。2025/03/18

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