人間尊重七十年

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人間尊重七十年

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784393333495
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「人間尊重」を理念に掲げ、社員は家族、定年制度はいらない等独特の社風のもとに出光興産を築いた出光佐三の経営哲学の全貌。

「人間尊重」を理念に掲げ、社員は家族、非上場でよい、タイムカードはいらない、定年制度はいらない、労働組合はいらない等、独特の社風のもとに出光興産を一代で築いた出光佐三。その経営哲学の全貌をまとめた一書。

【著者紹介】
1885年、福岡県赤間村に生まれる。 1905年、神戸高等商業学校(現・神戸大学)に入学。 1911年、満25歳で独立。門司市に出光商会を設立。日本石油の特約店として機械油を扱った。1940年、出光興産株式会社を設立。 1953年、イラン石油輸入(日章丸事件)。日章丸が石油を国有化し英国と係争中のイランから、ガソリンを満載し日本へ。英国は積荷の所有権を主張するも出光の勝訴が決定。1972年出光興産の会長を退き、店主に就任。1981年95歳で死去。

目次

第1篇 物質尊重より人間尊重へ(昭和三十六年五月)(世界は行き詰まっている;世界の行詰りを打開する道;出光は日本人としての道を歩いてきた ほか)
第2篇(将来の収穫のために今こそ種を播こう(大正十年六月)
金の奴隷となるな、人を主とし金を従とせよ(大正十年)
協同一致は言うは易く行なうは難し(大正十四年十一月) ほか)
第3篇(不況克服の道(昭和四十年十二月)
日本人として真心の鏡を曇らせないように(昭和四十四年六月)
出光の精神的定款を忘れるな(昭和四十五年六月) ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

らる

2
尊重すべき人間を育てる方法は「愛情をもって育てる」こと/一致協力すればどんな大きな事業でも成し遂げうる。協同一致を崩す要因は内部にある。少数の利己心、わがまま /指導は徹底的に親切にすること、身をもって範を示すこと。気兼ねや遠慮があるようでは親切は決して徹底していない。誤解を恐れたり、自分の立場を考えるようでは人には親切にできない/一つの苦労は、万の議論まさる/事業を芸術化し美化し、人生を芸術家・美化する/人間は無に帰るときにはじめて真の団結は出来る2024/08/20

らる

2
対立闘争より信頼融和。物質より、金より、人間を尊重すること/資本金は無をもって理想とする。本来、資本は「人」である/『人間が一致団結して真に働く姿を現して、国家社会に示唆を与える』ことが事業の目的/指導方針は『徹底的な親切心』『身をもって範を示す』気兼ね、遠慮があるうちは親切は徹底していない/一所懸命にやった仕事が失敗におわっても責めない。責めたならば、その後の仕事は責任転嫁のわき道に逸れていく/心の鏡の曇っていない人、道徳を身につけている人が必要/愛他の心と行動は、結局自分のためになる2022/05/05

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